要請番号(JL31822B31)
募集終了
・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
外務省
2)配属機関名(日本語)
タポリ財団
NGO
3)任地( ピチンチャ県キト市 ) JICA事務所の所在地( キト市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は2004年に設立されたNGOであり、近隣地区の貧困層や障害者が社会の中で充実した生活を送り、人生を謳歌できるよう健康面・教育面からサポートしている。財団では、医師による診療や歯科治療、理学療法、作業療法、言語療法、心理療法、幼児教育など多様なサービスを提供している他、知的障害者とその家族への自立支援や通常教育を受けられない重度の障害児に対する教育支援を行っている。年間予算は約16.2万米ドル(2021年)。ベルギー(前身団体創設支援国)からの援助及び経済社会参画省からの補助金、財団の独自収益(通所者の利用料、診察収入、小物やパンなど通所者の作品販売による収益など)が主な財源。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先では、作業療法士の評価スキル向上と治療計画の改善、とりわけ中等度~重度障害児に対するエビデンスに基づく治療計画の立案が課題となっている。また、治療のバリエーションも少なく、摂食動作、姿勢コントロール、ADL等に対するアプローチの改善が望まれている。しかしながら、日本のように充実した研修機会や認定制度がないためセラピストのスキルアップが難しく、自力での課題解決が困難なことから今回の要請に至った。なお、JICA海外協力隊員には施設利用者の家族や大学からの実習生に対する助言も期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚とともに、以下の活動を実施する。
1.機能評価の目的・手技・解釈について同僚OTへ助言し、初期・中間・最終評価の質向上に貢献する。
2.ADL向上を目指した作業療法に関し、同僚OTへ技術的な助言・支援を行う。
3.評価に基づく治療計画の立案(機能訓練だけでなく環境調整を含む。対象:3~10歳および12~40歳)を支援する。
4.同僚の知識更新と手技のバリエーション拡大のため、定期的にワークショップを開催する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
パソコン、プリンター、プロジェクター、作業療法室(バルーン、マット、玩具など)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
作業療法士/男性・30代・経験7年/女性・20代・経験2年
教師/女性・50代・経験23年
活動対象:
財団スタッフ、通所者とその家族
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)又はスペイン語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(作業療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚とのバランス
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:活動内容上必須
[参考情報]:
・小児(中等度~重度障害児)の臨床経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(7~23℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)