2023年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL31823A02)
募集終了

国名
エクアドル
職種コード 職種
B121 下水道
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/1 ・2024/2 ・2024/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

パスタサ市役所

2)配属機関名(日本語)

パスタサ市上下水道公社

3)任地( パスタサ県パスタサ市(プヨ) ) JICA事務所の所在地( キト市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

パスタサ市(通称プヨ)は、エクアドル国中央部のアマゾン地域に位置し、標高950mにある。パスタサ県最大の都市であり、人口は約8万3千人。配属先はパスタサ市民の生活向上を目的として上下水道の運営を担うため2008年に設立された。インフラ維持管理部、営業部、総務部で構成されており、その6割の職員がインフラ維持管理部に属し、市内の下水道設置、維持管理をはじめ市民から寄せられる苦情対応まで下水道にかかる全ての業務を担っている。年間予算は、約243万米ドル(そのうち、45%が市役所負担)。従業員数は、約100名。

【要請概要】

1)要請理由・背景

パスタサ市内の下水道普及率は60%であるが、その6%のみしか下水処理施設に接続されておらず、大部分の下水は未処理のまま河川に放流されている状況である。下水処理施設のメンテナンスについては、市により定期的に実施されているが、その評価も一定ではない。また、月に60件ほど寄せられる苦情の多くは、下水管の詰まりによる悪臭や漏水などである。配属先は、住民に対し下水道の役割を浸透させ、下水処理施設への接続率を上げることで地域の水環境の改善を目指すとともに、下水道の維持管理に関わる組織体制の強化を目標に掲げている。配属先のカウンターパートは、JICAの帰国研修員でもあり、日本の経験と技術を持ったJICA海外協力隊の支援を得たいとして本要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の同僚と協力し、以下の活動を実施する。
1. 下水処理施設の日常的な点検業務を通じ、維持管理や評価方法について助言する。
2. 下水管路や下水処理施設の状況を調査し、将来の需要を見込んだ下水処理施設等の計画を策定する。
3. 市民から寄せられる苦情の原因を調査し、改善に向けた対応策を検討し、提案する。
4. 水環境に関する意識向上を目指し、市民に対し下水道の役割を説明する啓発活動を実施する。
5. 日本での経験や知見を共有する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

市内中心部8箇所(それ以外に14箇所)ある下水処理施設(浄化槽+ろ過装置)、測量機器(GOMAX)、吸引車(VACTOR 2100P)、その他事務用品(共用)、および車両(同僚とともに利用)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:インフラ維持管理部部長(女性、30代、5年)下水道ユニット内同僚技術者4名(男性、20代から40代、経験年数5年から20年)
活動対象者:配属先同僚、市民、市役所職員

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)又はスペイン語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)土木工学 備考:同僚とのバランス

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:同僚とのバランス

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(17~26℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】