要請番号(JL31823B04)
募集終了
2代目
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
外務省
2)配属機関名(日本語)
リオ・インタグ伝統農法コーヒー生産者協会
NGO
3)任地( インバブラ県コタカチ市アプエラ村 ) JICA事務所の所在地( ピチンチャ県キト市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1998年に設立された同協会には108の生産者が加盟しており、エクアドル北部のインタグ川周辺で生産されるオーガニック栽培によるアラビカ・コーヒーの栽培・加工・公正取引を支援している。同協会は、オーガニック生産品承認機関KIWA BCSによる承認を受け、国内外へ向けてコーヒーを流通を展開している。一部は日本へも輸出されており、今後さらなる販路拡大・地域への利益還元を見据えている。協会の年間予算は約35万米ドル。
【要請概要】
1)要請理由・背景
オーガニック栽培をとおして地域環境を保全しながら、生産者の生活の質向上を目指してきた同協会は、認証機関の規格をクリアしながら国内外への販路を開拓してきた。しかしながら、安定的な販売量の確保・増加および生産者への迅速な利益還元の実現には未だ至っていない。そこで初代隊員は2022年4月から、デジタルマーケティングの視点をもってロゴの作成や各種ネット媒体での宣伝活動、HPの立ち上げなどに着手し、ブランドイメージの向上・販売拡大を図ってきた。本要請では、さらなる販売拡大と利益還元による生産者の生活保障を見据え、初代隊員の支援により整備された各種媒体のアップデートや戦略的な使い分けなどマーケティングの効率化向上に繋がる活動が期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚と相談しながら、以下の活動を実施する。
1.配属先同僚に対して生産品の商品化や効率的なプロモーションに関する助言をする。
2.配属先同僚と広告・販売戦略に関する知識や経験共有し、販路拡大を支援する。
3.生産・加工・商品化・市場調査に協力し、協会の業務を支援する。
4.グラフィックデザインやデジタルマーケティングの技術・知識を移転、マーケティング活動を支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務室、書籍、コーヒー官能試験機材、バリスタ機材
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
バリスタ(40代男性、経験20年)
機材担当(30代女性、経験20年)、秘書(40代女性、経験20年)
組合員(40代男性、経験12年)(20代男性、経験3年)
活動対象者:
協会所属コーヒー農家(108名)、インターン学生
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)又はスペイン語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚とのバランス。
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:同僚への指導を担当するため。
[汎用経験]:
・観光開発・観光マーケティングの知識・経験
・コーヒー栽培や加工方法に関する知識や経験
[参考情報]:
・ブランド・企業イメージ創造・ロゴデザイン知識
・デジタル・マーケティングの知識・経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(15~28℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)