要請番号(JL31823B05)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
ナポ県庁
2)配属機関名(日本語)
ナポ県庁 水道灌漑・生産振興課 商業化ユニット
3)任地( ナポ県テナ市 ) JICA事務所の所在地( ピチンチャ県キト市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
エクアドル国アマゾン地域に位置するナポ県は、人口約10万人を抱える。農牧業が主産業であるが、近年は観光・農作物の商業化に重点的に取り組んでいる。同県は、今回の配属先となる商業化ユニットを中心にご当地ブランド「Napu Marka」を立ち上げ、2017年より県内農産物および加工商品(チップス、チョコレート、コーヒー、クラフトビール、美容品など)への付加価値を高め、プロモーション活動を強化してきた。また、生産者支援として、主にチャクラ農法を採用している小規模農家同士のコミュニティ形成にも注力しており、個人だけでなくグループ単位での生産品売買を増加させるなど着実な発展に寄与している。同県の年間予算は約53百万米ドル。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同県商業化ユニットは、ご当地ブランドの立ち上げと推進、生産者同士のコミュニティ形成など多岐にわたる事業を展開しているが、今後の強化分野として、デジタル面での戦略改善を掲げている。この背景には、先の新型コロナウィルスの影響により、消費者がそれまでよりも商品の安全性や衛生・栄養面を重視する傾向を強め、同県内のチャクラ農法によるオーガニック製品の需要が高まってきていること、またネットショッピングの普及による購入・商品閲覧方法の多様化への対応が急務であるという現状がある。そこで本要請では、SNSやホームページの改善と戦略的活用にかかる配属先や生産者に対する支援や、ロゴやパッケージデザインの改善への協力が期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚と相談しながら、以下の活動を実施する。
1.商品ロゴやパッケージのデザイン改善と周知支援をする。
2.県ブランドのホームページを改善し、商品へのアクセス簡素化と効果的な宣伝にかかる助言をする。
3.生産者に対して、SNSやウェブ上での販売・宣伝に関する助言と補助をする。
4.販路拡大や販売戦略について、生産者への研修や意見交換をとおして、生産者に技術・知識移転をする。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務所、移動補助
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
商業化分析担当(30代男性、経験5年)
商業化分析担当(20代女性、経験3年)
農牧分野分析担当(30代女性、経験3年)
活動対象者:
農家、生産者団体、同県職員、市場関係者
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)又はスペイン語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚とのバランス
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:同僚への指導を担当するため
[汎用経験]:
・観光開発・観光マーケティングの知識・経験
[参考情報]:
・ブランド・企業イメージ創造・ロゴデザイン知識
・一村一品運動の知識・経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)