2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL31823B10)
募集終了

国名
エクアドル
職種コード 職種
G153 音楽
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1
配属先外観 事務所 ステージ ステージ

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

外務省

2)配属機関名(日本語)

エドガル・パラシオス文化財団
NGO

3)任地( ピチンチャ県キト市 ) JICA事務所の所在地( ピチンチャ県キト市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先であるエドガル・パラシオス財団は、首都において30年以上にわたり障害児・者への教育に従事している。基礎教育、理学・作業療法、裁縫、美術など様々なプログラムを実施しているが、その中でも「特別な子供たちへの国家音楽システム」というプロジェクトのもと、音楽をとおした支援活動に力を注いできた。現在、音楽教育を受けている生徒は110人おり、同財団オーケストラにはうち45人が在籍している。国内外で演奏やレコーディングを数多く実施しており、楽団員の中には外部オーケストラでの音楽活動に取り組んだり、指導者として独立するケースもある。過去にもJICA海外協力隊の受け入れ経験があり、幅広い事業と教育を実践している。財団の年間予算は約51万米ドル。

【要請概要】

1)要請理由・背景

オーケストラの活動は財団の主要事業であり、運営面においても中核的な役割を担っているが、慢性的な人材不足に長年悩まされている。加えて、先の新型コロナウィルス・パンデミックによる寄付金減少など経済的な打撃も影響し、新たな講師の確保は困難な状況である。特にバイオリン・弦楽器部門においては、中心的な指導者がおらず、アシスタント奏者が臨時で担当しているなど適切な配置がなされていない。その中で、指導者・演奏者の質の向上を図り、オーケストラの演奏力・知識の底上げを実現すべく今回の隊員要請に至った。同時に、視覚障害・自閉症・ダウン症など様々なバックグラウンドを持つ生徒たちへの情操教育も重要視されており、音楽の授業をとおした教育的なアプローチへの貢献も期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先同僚と相談しながら、以下の活動を実施する。
1. バイオリン演奏者としてオーケストラをサポートし、音楽表現を向上させるべく知識の導入を図る。
2. 音楽の授業に参加し、生徒たちの基礎知識や能力向上、情操教育への貢献のため、指導を提言する。
3. バイオリン講師へのレッスンを担当しながら、同僚への指導・助言等を実施し、演奏能力の底上げを目指す。
4. オーケストラが実施する演奏会、各種行事の企画・運営に携わりながら財団の活動を補助する。
5. 楽器の適切な保管・維持をとおして、演奏者としての責任感を身に付けられるよう支援する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

各種楽器(バイオリン、ピアノ、打楽器、管楽器など)、音響設備、レッスン用個室、演奏ホール、事務所、インターネット

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
オーケストラ監督およびピアノ担当講師(30代男性、経験20年)
バイオリン担当講師(20代男性、経験7年)
活動対象者:
楽団員、音楽授業履修者、施設職員

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)又はスペイン語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)音楽 備考:業務上必須

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚への指導も担当するため

[汎用経験]:

 ・弦楽器の指導経験

[参考情報]:

 ・オーケストラでの演奏経験(バイオリン)

 ・障害者を対象とした活動経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(地中海性気候) 気温:(9~21℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】