要請番号(JL31823B15)
募集終了
・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
外務省
2)配属機関名(日本語)
ティエラヌエバ財団
3)任地( ピチンチャ県キト市 ) JICA事務所の所在地( キト市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は1971年に障害児・者支援、医療支援、社会的養護を目的として設立したキリスト教系の財団である。病院の運営のほか、就学前教育、障害児・者支援、高齢者支援など幅広く活動している。障害児・者支援施設は、大きく3つあり、隊員の活動先となる重度障害児・者を受け入れているデイケアセンターのほかに、就労支援センター、精神障害者対象の通所施設がある。職員数は約435名、年間予算約13百万米ドル(2022年度)。過去にJICA海外協力隊員の派遣実績はない。
【要請概要】
1)要請理由・背景
隊員が活動予定のデイケアセンターは、常時約60名の重度障害児・者を受け入れており、通所者は、日常生活訓練、リハビリテーション、スポーツ、芸術療法などを受けることができる。施設の土地面積は全体で2ヘクタールあり、今回そのうちの約半分を畑として耕し、野菜栽培などを行う農園プロジェクトを立ち上げた。同プロジェクトは施設内の収入増につながるだけでなく、利用者のリハビリ(園芸療法)や将来的には収穫物を販売し、障害者の自立支援に繋げられることを見据えている。しかしながら、職員は野菜栽培などの知識が乏しく、今後このプロジェクトを遂行する上で必要な知識と経験が備わっている人材が求められ、本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚と協力し、以下の活動を実施する。
1. 畑の準備方法、種まきの時期、剪定時期・方法、肥料の使い方、除虫方法などについて助言する。
2. 季節やその土地にあった野菜の選定に関するアドバイスをする。
3. 利用者やその保護者、教員を対象に野菜栽培の実践を通じた食育や環境教育についてワークショップを行う。
4. 収穫物の販路開拓等に関する助言をする。
5. 可能であれば園芸療法に関する助言をする。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務スペース(机、椅子)、その他事務用品(共用)、農業用機材、灌漑設備
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:園芸担当職員(男性、30代、経験年数5年)、他施設で働く職員(養護教諭など)約20名
活動対象者:施設利用者60名(5歳から21歳の障害児・者)、施設利用者の保護者(10名ほどは農家)、他施設の園芸担当者(職員)や利用者など
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)又はスペイン語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚とのバランス
[汎用経験]:
・障害者を対象とした活動経験
・播種から収穫までの栽培経験を2作物以上
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(9~21℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)