要請番号(JL31824A04)
募集終了
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
サンタ・エレナ県庁
2)配属機関名(日本語)
サンタ・エレナ県庁 生産促進部
3)任地( サンタ・エレナ県サンタ・エレナ市 ) JICA事務所の所在地( キト市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 5.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
サンタ・エレナ県は当国南西部海岸に位置する県で2007年にグアヤス県から分離した最も新しい県である。主な産業は農林水産業と観光業であり、配属先は県民約38万人の生活の質向上と地域の持続的発展のため、様々な公共サービスと社会開発事業を実施している。生産促進部は、観光・文化・遺産課、農業・畜産課、漁業・養殖課で構成されている。県庁の職員は約560人。年間予算は46百万米ドル。これまでにシニア隊員(マーケティング)の派遣実績がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属予定の生産促進部漁業・養殖課は、2015年から県内に50以上ある漁業団体を支援するため、牡蠣養殖プロジェクトを開始した。牡蠣養殖を担っている研究所では、室内にある水槽で培養プランクトンを使い種苗を稚貝までに育て、その稚貝を漁業関係者に無償で提供している。漁業関係者は、提供された稚貝を海で篭垂下養殖し、販売している。配属先は、稚貝提供後もフォローアップ講習会などを実施することで、県内の漁業を支援している。人工種苗の生産については、ある程度確立してきているものの、その後の稚貝の生存率・成長率が著しく低いことが課題となっている。そのため、水産技術先進国と言われている日本の技術支援が必要とされ、今回、隊員の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚と相談しながら、以下の活動を実施する。
1.配属先で実施している養殖法における生育環境の調査、個体データの採取など実態調査を実施する。
2.稚貝を育てる過程で起きている問題点を分析し、原因究明のための支援をする。
3.調査結果に基づき、解決に向けた具体的な手法を検討し、実施する。
4.漁業関係者を対象に、牡蠣の生産性向上につながる養殖技法に関する提案や助言を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務スペース、検査室(顕微鏡、餌料用培養設備等)、モニター、水槽、温度計、垂下養殖用道具一式
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:部長(男性、50代、経験年数15年)、プロジェクトマネージャー(男性、40代、経験年数10年)技術者3名(男性、40代、経験年数8年~10年)
活動対象者:県内漁業関係者、県内大学研究室、学生など
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)又はスペイン語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚への助言が必要なため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(砂漠気候) 気温:(17~38℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)