要請番号(JL31824A11)
募集終了
・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
プエルト・キト市役所
2)配属機関名(日本語)
プエルト・キト市役所 環境危機管理部 危機管理ユニット
3)任地( ピチンチャ県プエルト・キト市 ) JICA事務所の所在地( キト市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ピチンチャ県プエルト・キト市はエクアドル国首都から西へ約230㎞の熱帯雨林地域に位置しており、約2万人の人口のうち65%が農業に従事している。配属先となる同市危機管理ユニットは、年々増加する降水量に伴い、特に雨期には洪水や浸水、地滑りや土砂崩れといった災害が多発していることから、災害対策と防災を目的とした活動の強化を図っている。また同市は、JICA現地国内研修の対象地域として、インクルーシブ防災の実施にも取り組んでおり、エクアドル国経済社会参画省(MIES)などと協力しながら中長期的な防災事業の実現に取り組んでいる。市の年間予算は約990万米ドル。
【要請概要】
1)要請理由・背景
本要請は、同市危機管理ユニットが強化項目として掲げている、災害対策と市民の防災意識向上に貢献するものである。災害が多発する中、ハザードマップや避難標識の作成、避難ガイドラインの策定やその周知が急務であるが、それら活動において日本の防災・災害対策分野における知識・技術の導入を図ることが期待され、本要請に至った。なお隊員には市内教育機関、消防、病院など公共施設との協働も期待されており、多岐にわたるサポートが求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚と相談しながら、以下の活動を実施する。
1.実地調査へ同行し、管轄地域内の危険区域の設定や災害発生リスクの分析を支援する。
2.避難プロトコル策定や防災意識の啓発に関して、同僚に助言する。
3.避難訓練の実施と評価について、業務を支援する。
4.ハザードマップの作成や避難指示標識などの整備について、業務を支援する。
5.教育機関や消防署・病院などへ出向き、防災・災害対策に関する研修を実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務スペース、フィールドワーク用GPS、移動補助
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
環境危機管理課課長(30代男性、経験10年)
危機管理ユニット分析担当(30代男性、経験5年)
活動対象者:
一般市民、教育機関職員および生徒、病院・消防等、市役所職員
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)又はスペイン語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚とのバランス
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:同僚への指導を担当するため
[汎用経験]:
・地域社会を対象とする活動の経験
[参考情報]:
・GIS地理情報システムの使用経験・知識があるとよい。
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)