要請番号(JL31824A13)
募集終了
・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
ルミニャウイ市役所
2)配属機関名(日本語)
ルミニャウイ市役所 危機管理課
3)任地( ピチンチャ県ルミニャウイ市 ) JICA事務所の所在地( キト市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ルミニャウイ市は首都キト市近郊に位置し、人口は約11万人。ルミニャウイ市役所は、住民の生活の質の向上と地域の持続的発展のため、公共事業、インフラ・道路整備、上下水道、ゴミ収集・処理、自然環境保護、福祉・健康、観光促進等にかかるサービスを提供している。危機管理課は、2021年に安全危機管理課から独立し、災害危機に関する分析、調査、対策とその管理を担っている。市役所職員約820名、年間予算約68百万米ドル(2023年度)。
【要請概要】
1)要請理由・背景
市に隣接しているコトパクシ火山(5,896m)は、70年近く火山活動を休止していたものの2015年に活動を再開し、同年8月の噴火では火山灰が北西約48Kmにわたって降り注ぎ、農業へ大きな被害をもたらした。隊員の活動先である危機管理課では、火山噴火への危機管理を含む自然災害への対応と防災を主業務とし、緊急速報システムの維持管理、ハザードマップ作成、避難計画策定、防災訓練などに取り組んでいる。しかしながら、限られた人材と予算では災害リスクアセスメントを十分に行うことができず、またコミュニティ防災教育のノウハウも持ち合わせていない。そのため本要請では、日本の知見を共有しながら、コミュニティ防災への強化に繋がる活動が期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚とともに、以下の活動を実施する。
1.災害区域を訪問し、現状を把握するとともに、同僚が実施する災害リスクアセスメントを補助する。
2.ハザードマップの作成と周知、「避難場所」の選定作業を補助する。
3.火山噴火を想定したコミュニティ防災教育のプログラム作りに協力し、学校や地域での実施を通して防災教育のノウハウを伝達する。
4.火山噴火を想定した危機対応計画、避難経路の検討、避難計画などの策定や見直しへ助言し、避難訓練の実施を補助する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務スペース、固定電話、インターネット、カメラ、風速計、距離計測機、GPS、安全道具一式
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
課長(男性、40代、経験15年)、分析担当(女性、30代、経験5年)、アシスタント(女性、30代、経験5年)、コーディネーター(女性、60代、経験27年)、秘書(女性、30代、経験3年)
活動対象者:市役所職員、教育関係者、地域の防災委員会メンバー、学生、市民
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)又はスペイン語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚とのバランス
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚とのバランス
[参考情報]:
・火山災害対策の知識と経験を有すること
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(8~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)