要請番号(JL31824B02)
募集終了
・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
チンボラソ県庁
2)配属機関名(日本語)
チンボラソ県庁 生産振興管理局
3)任地( チンボラソ県リオバンバ市 ) JICA事務所の所在地( キト市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
エクアドル中央に位置するチンボラソ県は、アンデス山脈に位置し、標高差が生み出す多様な地形と、温帯から寒帯までの幅広い気候を活かした農牧業を主な産業としている。県庁は約47万人の県民の生活の質向上と地域の持続的発展のため、様々な公共サービスと社会開発事業を実施している。2012年から2017年にかけて、JICAの技術協力を受け、貧困率の高い農村部において、農業開発による生計向上を中心に環境・保健・教育分野を統合した「チンボラソ県持続的総合農村開発プロジェクト」を実施した。年間予算は、34百万米ドル。職員は約680人。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先は農村部の栄養改善、生活改善を目的に、種や苗、肥料を無料で配布するとともに、野菜栽培技術の向上に関する研修会、フォローアップなどを実施し、家庭菜園や小規模農家を支援している。隊員の主な活動先となる技術移転研修センター(3.5ha)では、様々な野菜(主に豆類、とうもろこし、じゃがいも、ブロッコリーなど)を栽培し実験を重ねているが、小規模農家や家庭菜園の持続的かつ質の高い野菜の収穫にはつながっていない。そのため、収穫量と質の向上に向けた助言ができる人材が求められ、今回の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚と協力し、以下の活動を実施する。
1.地域の土壌や気候に適合した野菜について調査し、その栽培方法について助言する。
2.同僚や地域住民に対して、より付加価値の高い野菜の栽培方法について助言する。
3.持続可能なアグリビジネスの方法について、講習会を企画し、実施する。
4.農業協同組合の組織化やその運営強化に関する支援をする。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務スペース(机、椅子)、その他事務用品(共用)、農業用機材(トラクター、農耕機械、灌漑施設)、管轄地域内移動補助
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:農業技術者(40代男性、実務経験10年)、その他技術者16名
活動対象者:県内の50コミュニティに登録されている家庭菜園を実施している住民、小規模農家など(約6000人)、技術移転研修センター職員(約20人)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)又はスペイン語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:同僚とのバランス
[汎用経験]:
・播種から収穫までの栽培経験を2作物以上
・施設栽培に関する知識や経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(10~20℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)