要請番号(JL31824B05)
募集終了
・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
カタマヨ市役所
2)配属機関名(日本語)
カタマヨ市役所 社会活動調整課
3)任地( ロハ県カタマヨ市 ) JICA事務所の所在地( キト市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
エクアドル南部ロハ県に位置するカタマヨ市は、人口約2.7万人、当国の南部地域の玄関口として機能するカタマヨ空港を有する都市である。同市役所は、インフラ・公共事業、商業活動活性化、環境保全などを担当する様々な部署を有し、カタマヨ市の発展と市民の安全な生活に不可欠なサービスを提供している。年間予算は約18百万ドル(2024年度)。配属先となる社会活動調整課は、経済社会参画省(MIES)と連携した業務を展開しており、活動のひとつとして、市内の5歳から17歳の未成年を対象に、放課後活動の充実や家庭訪問をとおして、児童労働など人的搾取から子供たちを守り、安全な生活を保障すべく「児童労働撲滅プロジェクト」を実施している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
エクアドルでは、家庭環境や経済事情による未就学や学外の居場所確保などの課題が散見されている。カタマヨ市社会活動調整課が実施している「児童労働撲滅プロジェクト」では、現在、約80名の児童・生徒たちが裨益者となっており、児童・生徒の家族や地域住民も巻き込みながら、カウンセリング・ワークショップや季節行事が企画・運営されている。プロジェクトにはソーシャルワーカーや精神科医も参画しており、隊員にはメンバーと協働し、学童保育やクラブ・部活動などに代表される日本の放課後活動をヒントにしたワークショップの質向上や活動の多様化に資する助言が期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先同僚と協議しながら、以下の活動を実施する。
1.年間をとおして実施されるワークショップや行事、家庭訪問に同行し、プロジェクトの運営を補助する。
2.ワークショップや行事の内容について、日本の例を紹介しながら、質向上にかかる助言をする。
3.児童労働がもたらす問題について、地域住民への啓発セミナーの企画・実施を支援する。
4.プロジェクトが対象とする、児童・生徒を取り巻く社会環境に関するリサーチやレポートの作成を協働で実施し、発信するための活動を支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務スペース(机、椅子)、面談用プライベートスペース、事務所備品、業務内移動補助(配属先車輌)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
児童労働撲滅プロジェクト調整員(30代女性、実務経験5年)、精神科医(20代女性、実務経験3年)、ソーシャルワーカー(20代女性、実務経験5年)、プロジェクト推進員2名(いずれも20代女性、実務経験2年)
活動対象者:
市内児童・生徒および家族、教育機関関係者
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)又はスペイン語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚とのバランス
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚とのバランス
[汎用経験]:
・青少年を対象とした活動経験(2年以上)
・困難を抱える青少年との活動経験(2年以上)
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(15~17℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)