要請番号(JL32418A01)
募集終了
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農牧省
2)配属機関名(日本語)
カアサパ農業高校
3)任地( カアサパ県カアサパ市 ) JICA事務所の所在地( アスンシオン市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
パラグアイ南東部、農業を基幹産業とする緑豊かなカアサパ市にある、15~17歳の生徒が学ぶ3年制農業高校。野菜及び果樹栽培、畜産、食品加工など、理論の他、数多い実習機会を通し全生徒が農業分野全般を3年間で学ぶ。60%が同県内の農家の子女で、同地域の中等農業技術者の育成を目指している。教員約30名、生徒は3学年で計120名(男子100名、女子20名)。全寮制で、現在日本政府の草の根文化無償資金協力で女子寮を新築中(2017年11月現在)。学費・住居費・食費は国の支援で無償となっており、農業後継者育成の大きな期待を担っている。10年程前まで2名の家政隊員を受け入れた実績がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先では、地下水ポンプを活用した実習用農場にてレタス、キャベツ、トマト、ニンジン、玉ねぎ、ピーマン、カボチャ、ビート(根菜)などを栽培し、野菜栽培全般についての基礎を学ぶ一方、収穫された農作物は自給用食材として活用している。同校は、今後農場を拡大、農業法人としての立場も活用し、市内で週3回開催される定期野菜市に収穫された野菜を出荷・販売する計画を立てている。ボランティアには同僚と共に、商品価値の高い野菜栽培の技術と管理方法、流通の基礎の指導が期待されている。同僚の持つ知識・経験だけでは、効果的な栽培技術の指導をはじめ、収穫・出荷・販売という農作物流通全体に関わる指導が難しいため本要請に至った。生徒への指導と併せ、同僚教員の指導力及び知識・技術の向上も期待されている。時間割の基本は、午前中農場での実習、午後が教室での授業となる。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚教員と共にクラスを担当しながら、以下の活動を行う。
1. 学校農場において、現在実施されている栽培実習及び栽培環境の改善点を共に考え実践する。
2. 地域に適した農作物の選定、商品価値の高まる効果的な栽培技術を紹介・提案する。
3. 商品出荷・流通過程についての体験的学習を支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
実習用農場、農機具一般
4)配属先同僚及び活動対象者
校長: 男性 50代 大卒 配属先勤務30年
同僚: 女性 30代 農業技師 勤務歴10年
活動対象者: 生徒120名(男子100名、女子20名) 全寮制
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒)農学系 備考:同僚との協働に必要
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)