要請番号(JL32418A03)
募集終了
2代目
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農牧省
2)配属機関名(日本語)
農業機械化センター
3)任地( イタプア県ピラポ市 ) JICA事務所の所在地( アスンシオン市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 8.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
イタプア県庁が管轄する農業機械専門の技術訓練学校。設立は1982年。設立当時にはJICAからも設備支援を行った経緯がある。3学年制であり、1,2年生は校内に居住しながら、農業機械に関する基礎的知識や実習等を学んだのち、最終学年ではインターンとして約9か月間、国内の企業で職場体験をおこなうカリキュラムとなっている。生徒数232名(18-22歳、全員男性、2017年11月現在)、予算は年間30万ドル(2017年度)。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同センターはイタプア県庁と農牧省とが管轄しており、現在は17人の教師陣が学生の指導に当たっている。 センターの教員は経験豊かなベテランではあるが、新しい技術や知識を学ぶ機会がないまま長年指導を続けているのが現状であり、教員のレベル向上が求められている。特に、来年度より正規の授業内容として「精密農業」について、既に作成されたカリキュラムによる授業が開始する。当国でも近年GPS等を用いながら、効率的で合理的な作業・収穫を目指した「精密農業」といわれる農法が急速に普及しつつあり、卒業生の主な就職先となる農機具関連企業でもその知識・技術をもつ人材が求められている。
学生もインターンとしての実習時にはその基礎知識が必要となることから、学生への指導を図りつつ、同僚教員と共に学生への授業内容を組み立てることのできる人材支援を求め今回の要請となった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚教員と共にクラスを担当しながら、以下の活動を行う。
1. 農業機械全般の構造・作動・操作に関する授業・実習を補佐する。
2. GPS、ドローンやセンサーを活用した「精密農業」についての効果的な学習内容を共に考え実践する。
3. 可能な範囲で、測量や数学の基礎学力向上のための授業も支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
実習用農業機械(トラクター80-100馬力)、ディスクハロー、サブロイラー
※精密農業の実習用機材(ドローン、各種センサー等)は現在は無。導入・調達は未定。
4)配属先同僚及び活動対象者
学校長:40代 男性 大卒
同僚:40代 男性 技師
活動対象者:学生約150名(18-22歳)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(男性) 備考:指導対象がほぼ男性のため
[学歴]:(専門学校卒)農学系 備考:農業機械の専門知識が必要
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)