要請番号(JL32418A22)
募集終了
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
経済・社会開発企画庁
2)配属機関名(日本語)
国立イタプア大学 農学部 ヘネラルアルティガス校
3)任地( イタプア県ヘネラルアルティーガス市 ) JICA事務所の所在地( アスンシオン市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 7.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
イタプア大学は、パラグアイ南部における専門分野の人材養成を目的として1996年にエンカルナシオン市に設立された国立大学である。農学部は2004年に設立され、エンカルナシオン市から北方約70キロに位置するヘネラルアルティガス市に校舎を構えている。全校生徒(農学部のみ)120名(2017年6月現在)。同校には実習用の圃場や搾乳所等の設備もあり、学生の実習以外にも、近郊の酪農家を対象にした技術指導も実施している。また、ボランティアグループ型派遣プロジェクト「イタプア県における小規模酪農家強化プロジェクト」(第1フェーズは2018年3月で終了)の協力機関でもある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同校では学生を対象に家畜飼育に関する授業を行う他、近郊の酪農家に対しても技術指導を実施している。これまでは大学に搾乳所がなかったため同学部の学生は、近郊の酪農家を訪問し実習していたが、2014年に実習用搾乳所がへネラルアルティーガス市役所からの出資で建設されて以降は、学内での実習が可能となり、より効率的且つ効果的な実習ができるまでに至った。同学部の卒業生が指導教員として採用されることが多いが、大学側は教員の家畜飼育方法や搾乳技術に関しての知識や技術レベルの更なる向上を目的に本要請がなされた。また、同校は市役所との連携協定(小規模農家支援)も結んでいることから、市役所職員とも連携し近郊の小規模酪農家に対する支援も期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚教員と共に以下の活動を行う。
1.近隣の酪農家を訪問し、搾乳、飼養、繁殖に関する支援を行う。
2.学生を対象に搾乳、飼養、繁殖に関する実習授業の支援を行う。
3.農学部教員に対し、飼育方法や環境整備、病気予防等、家畜飼育全般に関する日本の事例紹介をする。
4.ナタリオ市にある同大学の分校を訪問し、生徒及び近郊の酪農家に対し搾乳、飼養、繁殖に関する講義の支援を行う。
※他市への出張は月に1-2回の予定 、活動時間:月-金 7:00-15:00
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
授業用実習搾乳所、搾乳機
4)配属先同僚及び活動対象者
カウンターパート: 1名(男性 30代)
農学部教員:4名
農学部学生:約120名
近隣畜産農家:約20家族
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)畜産学 備考:同僚が同等以上の資格を持つため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:配属先が農家等指導経験を希望
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)