要請番号(JL32418A25)
募集終了
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
経済・社会開発企画庁
2)配属機関名(日本語)
アスンシオン大学看護学部コロネル・オビエド校
3)任地( カアグアス県コロネル・オビエド市 ) JICA事務所の所在地( アスンシオン市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
アスンシオン大学は1989年設立されたパラグアイ最高峰の国立総合大学であり、12学部、学生数約40,000人が在籍している。看護学部は1943年に衛生学校として開校。同配属先は1994年開校。現在はパラグアイ社会の医療向上を目的とし、同校は看護と助産分野において世界に通じる技術と能力向上を目指している。国内に本校及び4つの分校があり、看護科と助産師科(一部)で構成されている。同大学の分校の1つである同配属先は、看護学科に約200名が在籍しており、カアグアス県の看護師育成に寄与している。これまでに本校には6名のボランティア派遣実績があるが同分校への派遣実績はなし。
【要請概要】
1)要請理由・背景
パラグアイでは看護師の国家試験制度がなく、看護学部を卒業すると同時に看護師又は助産師の資格を得る。他の機関では、全国規模で卒業後の技術補完研修を実施しているものの、同大学の卒業生に関しては技術補完システムが未だ不十分であり、卒業後に自己研鑽する機会等も得られないのが現状である。このような状況を鑑み、大学在学中に実習等を通じて基礎技術を確実に習得し、一定のレベルの看護技術を有する人材育成の強化が重要な課題となっている。現在、同配属先では、特に実習室での基礎看護技術強化を図る取り組みを計画し実施しているが、日本の看護師が習得している看護技術及び看護倫理等の基礎知識を有した方からの指導・助言が必要となり本要請に至った。また、同校の3年生以降の実習先の一つである地区病院においても、基礎看護技術強化を図りたい意向があり、ボランティアの活動が期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
教員の一員として同僚教師と共に以下の活動を行う。
1.実習室にて各設備を利用し、看護基礎技術(一次救急)の手順デモストレーション及び指導を行う。
(バイタルサイン管理、心肺蘇生法、出血時の対応等)
2.学生に対して公衆衛生講習会のデモストレーションを実施する。
3.地区病院にて、同校の教員として基礎看護技術の紹介を行う。
4.同僚及び学生を対象に患者の基本的情報作成(エクセルを利用)及び管理方法を指導する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
一次救急に必要な機材、人体模型、血圧計、点滴、体重計等健康診断器具
4)配属先同僚及び活動対象者
校長 看護師 女性 40代
担当看護師 看護技術コーディネーター1名 30代 女性
対象看護学科生徒 約40名
活動対象者 看護学科生徒:約200名 (2017年現在)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(看護師)
[性別]:(女性) 備考:配属先の要望
[学歴]:(大卒)看護 備考:同僚と同等レベルが求められている
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:業務遂行上必要不可欠
[参考情報]:
・看護教育指導経験があると望ましい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)