要請番号(JL32418A27)
募集終了
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
経済・社会開発企画庁
2)配属機関名(日本語)
イトゥルベ市役所
3)任地( グアイラ県イトゥルベ市 ) JICA事務所の所在地( アスンシオン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
グアイラ県イトゥルベ市は当国南東部に位置する農業、畜産業を主とする人口約1万人の地方都市である。近年、児童虐待、児童労働、若年者妊娠、性感染症等、青少年に関する課題が増加傾向にあり喫緊の対応が求められる社会問題という認識が高まっている。市役所では女性課、青少年課が中心となり、より効果的な支援体制の構築・実践を目指している。こうした中、米国政府から支援を受けたNGO団体と連携して、児童労働防止に向けたプロジェクトが開始された。また、2015年より初代コミュニティ開発の青年海外協力隊が、保健衛生・栄養改善等、生活改善活動を実施してきた。市役所の予算規模は226,000USドル(2017年度)。
【要請概要】
1)要請理由・背景
児童虐待、望まない若年者妊娠、性感染症といった社会問題に対し、市役所青少年課が人権・社会福祉面から、また同市保健センターが保健衛生・医療面からの支援を行ってきた。しかし個別の支援では大きな効果が得にくいという反省から、2017年、JICAボランティアの発案により「人権向上と性教育実施に関するプロジェクト」が、市役所、保健センター、教育省の三者の合意により立ち上げられた。市役所主導の下、教育機関での人権講話の実施、及び保健センターと連携した性に関するワークショップの実施などが予定されている。今後、この枠組みを継続的・効果的に運用するための体制づくり、支援内容の充実、情報発信の強化が求められている事から今回の要請に至った。同市保健センターでの活動が中心となる他、青少年課及び教育機関関係者との密接な連携を図りながらの活動が期待される。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の一員として、同僚と共に以下の活動を行う。
1.月2回程度の頻度で市内教育機関を巡回訪問し、青少年対象の保健衛生、性に関する指導の企画と実施を支援する。
2.プロジェクトに関わる啓発活動及び広報活動、啓発イベントの実施を支援する。
3.保健センターを訪れる患者に対し、栄養指導、生活習慣病予防のための啓発活動を支援する。
4.出産前の妊婦健診や妊婦教室の実施を補助する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
PC、プロジェクター、事務机などの事務用品(同僚と共有)
4)配属先同僚及び活動対象者
・市役所(市長、女性課担当-女性30代、青少年課担当-女性30代、他10名程度)
・保健センター(センター長医師、助産師、他医師7名・看護師17名)
同僚助産師(30代、女性)は10年以上の実務経験
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(保健師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚が大卒のため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚との協働に経験が必要なため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)