要請番号(JL32418A29)
募集終了
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・科学省
2)配属機関名(日本語)
マリスカル・ロペス職業訓練高校 保健科
3)任地( カアグアス県カアグアス市 ) JICA事務所の所在地( アスンシオン市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同校は、通常の高校課程の他、専門知識を学習し職業的自立を促している国立の職業訓練高校である。(1971年創立)
卒業生の中には、同校で学んだ専門性を活かし大学に進学する学生もいる。現在、8学科(保健、会計、経営、情報、機械、電気、建築、農牧)に約1000人(3学年総数)の生徒が在籍している。保健科の主任教師は、過去に同市内の地区病院に派遣されていたJV(看護師)2名と活動した経験もあり、JICAボランティア事業に対して一定の理解を有している。現在、農牧科及び建築科に青年海外協力隊(JV)1名ずつ(野菜栽培及び建築 2018年10月まで)活動中。年間予算40千ドル。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先は、厚生福祉省の推進する「プライマリーヘルスケアプロジェクト」のユニットチームである「家族健康ユニット」(以下「USF」と略す)の活動概念に基づき、地域住民の予防と治療を包括的に行う活動(医療サービスの提供、予防接種、家族計画、啓発活動等)に関わる人材育成に取組んでいる。同科修了時には看護助手の資格が取得でき、卒業後は医療従事者として働く者も少なくない。一昨年よりカリキュラムが「家族の健康」、「予防教育」を重視した内容に変更となり、偏った食生活の改善等を目指している。具体的な取組みとして、家庭菜園指導に注力し、農牧科で活動中のJV(野菜栽培)の支援のもと授業が行われている。今後は、並行して、地域住民に対し予防医療(食生活、環境、公衆衛生、高血圧、糖尿病、性教育、乳幼児の発育に対するアドバイス)の啓発活動も実施するために同分野での知見等を有した方からの支援が必要となり本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
学生の知識向上を図るため、下記の活動を行う。
1.地域住民に対して予防医療に関する効果的な講習会、啓発方法の提案、支援を行う。
(食生活、環境、公衆衛生、高血圧、糖尿病、性教育、乳幼児の発育に対するアドバイス等)
2.食生活改善のための家庭菜園実習に関する支援を行う。(※コンポストや廃材を利用した菜園作り等)
3.学校年間行事(独立記念日のパレード、スポーツ大会等)への協力、参加をおこなう。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
インターネット完備、PCルーム、保健科実習室、学校菜園
4)配属先同僚及び活動対象者
主任教師(常勤、助産師)50代 女性 1名
保健科技術コーディネーター(常勤 看護師) 女性 1名
教師 2名(看護師、歯科医)
学生 約 70 名
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(保健師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:業務遂行上必要不可欠なため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
家庭菜園の経験または知識があればなお良い。
教師陣の人数が少ないため、マンパワーの活動もあり、積極的に授業内容に関する提案ができる人材を希望。