要請番号(JL32419B02)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農牧省
2)配属機関名(日本語)
農業普及局カアグアス支部
3)任地( カアグアス県カアグアス市 ) JICA事務所の所在地( アスンシオン市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
農牧省では各地に農業普及局を配置し、主に小規模農家を対象に農産物生産及び畜産品の生産、管理、販売に関する総合的な技術支援を実施している。任地はJICA「小農のための営農技術パッケージ開発プロジェクト(以下、「PPT」。2015.4.~2019.3)」のプロジェクトサイトとして、小規模農家対象に選定7品目(キャッサバ、玉ねぎ、トウモロコシ、豆、サトウキビ、マテ茶、柑橘類)の生産向上支援が実施され、生産量1.7 ~2.6倍の向上が達成された。配属先では、PPTの成果を域内全域に広めていく意向がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
任地はPPTの対象7品目のうち、特にキャッサバ、玉ねぎ、トウモロコシ、サトウキビの栽培が盛んである一方、国内でも貧困率が高い県の1つで、生産性向上は収入向上に直結する課題となっている。配属先では技術パッケージの普及・拡大・定着を推進する役割を担っており、普及員や技術者の指導力向上、支援対象農家の営農技術向上を目指している。更に地域全体への展開を図っていくためには、野菜栽培の専門知識を有する隊員の支援が必要であり本要請に至った。隊員には「小農のための営農技術パッケージ開発プロジェクト」のフォローアップとしての活動が求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚と共に小規模農家を巡回し、以下活動を行う。
1. 栽培技術指導書の内容をもとにした『玉ねぎ』の栽培技術向上にかかる実地指導、助言を行う。
2. トマト栽培についての実地指導、助言を行う(PTT7品目には含まれないが、配属先の強い希望)
3. 栽培技術の研修会、勉強会を企画・実践する。
4. 小規模農家への実地指導を通して、同僚の指導力向上を支援する。
5. 可能な範囲で近隣地域でのPPT成果普及のための支援活動を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
一般事務用品(事務机、椅子等)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・配属先長:男性(50代)
・農業技術者(CP):男性(40代)
活動対象者:
・栽培農家(玉ねぎ200戸、トマト350戸)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づく実地指導が求められる
任地での乗物利用の必要性
単車(小型自動二輪免許が必要)
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居はホームステイ(または離れ)となる予定。