要請番号(JL32419B16)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
労働雇用・社会保障省
2)配属機関名(日本語)
国家職業訓練局パラグアイ・日本職業訓練技術センター
3)任地( セントラル県サン・ロレンソ市 ) JICA事務所の所在地( アスンシオン市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
労働雇用・社会保障省管轄下の国家職業訓練局(SNPP)は、1971年に産業界の需要に見合う人材育成を目的に設立された技術教育機関である。全国に支局16か所、42か所の訓練センターを展開しており、同配属先は訓練センターの一つである。職業訓練短期コースと短期大学コースを併設し、電気・電子機器、情報科学、冷凍機器、自動制御、溶接などの学科にて、約70名の教員が約9,000人の学生を対象に技術指導を行っている。SNPP全体の年間予算は約330万米ドル(2018年度)。なお、1978年から現在までSNPPには10名以上のJVやSVが派遣されていたことから、その貢献に高い評価を得ている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同国では国家開発計画2014-2030の一つに『国際社会への参画』を掲げており、産業革新を通じて質の高い労働力と高度な技術の提供、また税制が優遇されている工業地域(マキラドーラ)への企業誘致政策が動き始めている。そのため専門分野の技能人材の需要が高まっている。配属先の短期大学部メカトロニクス科(2年間/4学期)では学科として授業は行っているものの、前述のような産業界のニーズにあった人材育成を行ための学習環境づくりへの助言や、学生や講師に対しての技術支援が必要とされており、今回の要請となった。また現在実施中の技術協力プロジェクト『産業界のニーズに応える高度技能人材育成プロジェクト」(2020年5月終了)後のフォローアップも求められている。同配属先では2017年7月までSV(電気・電子機器)が活動していた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
高度技能人材の育成を目的として配属先の同僚とともに以下の業務を行う。
1.メカトロニクス科のカリキュラムの改善を支援する。
⇒産業界のニーズとカリキュラムとの整合性についての確認
⇒カリキュラムや講義内容の改善への支援
2.インストラクターの評価システムの改善への支援。
3.同僚やインストラクターに対して教育機器の管理と効果的な活用法のトレーニングの実施。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
各種実習装置:FMS多品種少量生産システム(行程制御/製造サブシステム)、機械設備保守/部品組立分解システム、手動式・電磁弁式空気圧計/油圧計、温度制御装置、オシロスコープ、デジタルマルチメーター他
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・センター長:男性(40代)、経験年数約20年
・メカトロニクス科インストラクター:2名、男性(20代・30代)、経験年数2~6年
活動対象者:
・インストラクター(男・女)30名(20~30代)、学生(男・女)約280名(18~40代)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒)電気・電子 備考:配属先の要望
[経験]:(実務経験)10年以上 備考:指導経験があるとなお良い
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居はホームステイ(または離れ)となる予定。