要請番号(JL32419B25)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
経済・社会開発企画庁
2)配属機関名(日本語)
国立アスンシオン大学農学部カアサパ分校
3)任地( カアサパ県カアサパ市 ) JICA事務所の所在地( アスンシオン市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同配属先は首都にあるアスンシオン大学の分校として、1996年パラグアイ南東部に位置するカアサパ市に設立された。農学部と獣医学部の2学部に農業生産、家畜生産、土壌、植物防疫等の学科を有した大学の分校である。大学敷地は4haが農業試験場で、点滴灌漑、たい肥、半日陰栽培等の実習に利用されている。現在、20名の教員と約250名の学生が在籍している(2018年10月現在)。大学卒業後は農業関係の仕事に従事する学生が多く、将来の当国の農業を支える役割を担っている。過去には植物防疫の分野でシニア海外ボランティアが2名派遣された実績があるほか、2019年4月までJICA技術協力プロジェクトを実施している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同校では各学生がグループごとに農業研究プロジェクト(野菜栽培、家畜衛生、植物防疫、土壌、コミュニティ開発等)を立ち上げ、各グループが選んだテーマに沿って農業実験を行い、それぞれの分野の研究成果を地域周辺の小農家を対象に普及・指導するカリキュラムがある。中でも野菜栽培(玉ねぎ、ピーマン、トマト、キュウリ)のプロジェクトにおいては、栽培管理及び土壌管理(有機)について同校の教員が有する知見等を活かすべく努力しているものの、知識・技術が不足しているため効率的な実践指導に至っていないのが現状である。隊員の派遣により、教員の指導レベル、学生の研究能力等が向上し、同地域で野菜栽培技術が普及することが期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 学生に対し、野菜栽培及び土壌管理の授業のサポート及び実践指導を行う。
2. 教員に対し、野菜栽培及び土壌管理の指導法について助言を行う。
3. 教員及び学生とともに周辺地域の小農家を巡回訪問し、野菜栽培の実践指導を行う。
活動時間:7:00-14:30
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
実験室、講義室、学内圃場、温室、科学天秤、原子吸光分光光度計、ケルダール蒸留装置、紫外・可視分光光度計、GPS、比重計、ビーカー、フラスコ、試験管、その他分析に必要な器具、機材は一通り揃っている。
4)配属先同僚及び活動対象者
C/P 土壌研究室長(30代、大卒、経験7年)
学生約250名(18-24歳)
教員20名(25-40歳)
地域住民10-15家族(30-50歳)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)農学系 備考:同僚が同等の資格を持つため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:大学での活動となるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居はホームステイ(または離れ)となる予定。