要請番号（JL32419B31）
募集終了
| ・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1）受入省庁名（日本語）
経済・社会開発企画庁
2）配属機関名（日本語）
サン・ミゲル市役所
3）任地（ ミシオネス県サン・ミゲル市 ） JICA事務所の所在地（ アスンシオン市 ）
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ ﾊﾞｽ で 約 4.5 時間 ）
4）配属機関の規模・事業内容
任地は首都から約170km南西にある主要幹線道路(国道1号線)沿いにある約6,000人の町である。配属先市役所は、48名の職員を有しており、年間予算が807千ドル(2018年)である。これまで当市へのボランティア派遣実績はない。任地は、伝統的な手工芸が有名な町であり、配属先は地場産業育成のため、同分野における商業活動を活性化することに取り組んでいる。その他に地域の小規模農農家に裨益する地域振興の視点からの活動にも積極的に取り組んでいる。
【要請概要】
1）要請理由・背景
任地は、ハンモック・織物・羊毛で製造する人形や小物などの手工芸品が有名な町である。特に、羊毛を使った商品が特産品で、買い物に立ち寄る客も少なくない。配属先では「市開発計画」に基づき、地場産業育成として、手工芸品生産への支援を本格化させようとしている。手工芸品は住民の収入源であることから、新商品の開発、デザインの改善、商品のプレゼンテーション、販路開拓・拡大など、製造から販売促進まで総合的な支援に取り組み始めた。また、特産品の羊毛については、原料を近隣の地域からも取り寄せ、商品開発の点でも相互に情報交換するなど、近隣地域の地場産業振興の拠点としての役割も期待されており、今般のボランティア派遣要請に至った。当地では、1年に1回「ウール祭り」も開催されており、広域地域経済振興・開発の開念から、観光との連携も目指している。
2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）
市役所職員と共に以下の活動を行う。
1. 現地の手工芸品(ウール製品、ハンモック等)製造・販売に関する現状調査を行い、問題・課題を把握する。
2. 生産者に対し、新商品に関する提案、デザインの改善提案、現場指導を行う。
3. 商品展示の改善、販路拡大のための支援を行う。
4. 顧客に対する商品製造の体験機会の創出など、観光ルート開発に関する支援を行う。
3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務所内共用事務用品(机、いす、PC、プリンタ等)
4）配属先同僚及び活動対象者
<配属先関係者>
・市役所計画課課長:40代 男性
・市役所地域促進課職員
<支援対象住民>
・手工芸品生産者 30名程度(ほぼ全員女性)
5）活動使用言語
スペイン語
6）生活使用言語
スペイン語
7）選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]：（ ）
[性別]：（ ） 備考：
[学歴]：（ ） 備考：
[経験]：（実務経験）2年以上 備考：指導上必須
[参考情報]：
・手工芸商品製作の経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]：（温暖湿潤気候） 気温：（0～40℃位）
[通信]：（インターネット可 電話可）
[電気]：（安定）
[水道]：（安定）
【特記事項】
ミシオネス県総合開発に向け、県内複数市にボランティアを派遣予定。連携した活動を行う。住居はホームステイ(または離れ)となる予定。