要請番号(JL32419B33)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
厚生省
2)配属機関名(日本語)
イタペ家族保健ユニット
3)任地( グアイラ県イタペ市 ) JICA事務所の所在地( アスンシオン市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
厚生省のプライマリーヘルスケアプログラムにより設置された「家族保健ユニット」(以下「USF」と略す)が全国で展開しており、同配属先は、2008年に設置された。USFの活動概念に基づき、地域の予防と治療を包括的に行う活動(医療サービスの提供、予防接種活動、家族計画、啓発活動等)の強化に取組んでいる。配属先は隣接する保健センターと併せて約5000人の地域住民の医療を担っており、月~金曜日、7時~15時の時間帯で厚生省の各種プログラム(妊婦・乳幼児の栄養改善等)、公衆衛生指導及び啓発活動を中心とした医療サービスを無償で実施している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同配属先では、市内を3つに分けた保健地区のうち市内中央部の住民を対象に主に母子保健サービスの強化に力を入れている。USFの課題は母親学級があるものの、妊婦の参加率が低く、定期健診も必要回数行えていない。現在、配属先を中心に母親学級の定着、質の向上を目的に啓発活動(妊婦健診、家族計画及び乳幼児の栄養改善)を実施しているが、さらに妊産婦にとって有効な情報を提供するため専門性や知見を有した方からのアドバイス等が必要となり本要請に至った。また、地域の学校関係者より青少年層に対し対象者の年齢を考慮した性教育の実施も求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
以下の活動を、USFの一員として配属先長や同僚看護師らとともに取り組む。
1. 妊婦健診及び産前産後の保健指導に関する助言を行う。
2. 母親学級での妊娠初期から出産後までの啓発活動の企画、実施。
3. 医師と共に地域の青少年を対象に、思春期リプロダクティブ・ヘルスに関する講習会の実施。
4. 講習会で使用する教材の作成や改善。
5. 配属先の診療補助(血圧測定、身体測定及び患者の電子カルテ記入の指導等)を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
健康診断器具(血圧計、体重計)
4)配属先同僚及び活動対象者
同僚:
医師(責任者):1名 、男性 30代
看護師 :1名、男性 30代
受付 1名
保健センター所属の同僚: 8名(医師、看護師、技師等)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(助産師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)看護 備考:配属先の要望による
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚に指導を実施するため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居はホームステイ(または離れ)となる予定。