要請番号(JL32422B11)
募集終了
・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
厚生省
2)配属機関名(日本語)
ジャトゥタウ家族保健ユニット
3)任地( イタプア県ジャトゥタウ市 ) JICA事務所の所在地( アスンシオン市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 8.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
当国では、2008年、厚生省により、国民の一次保健医療サービスへのアクセス改善及びサービスの質向上を目的とした保健医療政策が策定された。同政策の枠組みの一環として、地域の保健医療サービスを担う家族保健ユニット(以下「USF」と略す)が創設された。USFは、管轄地域の住民に対し、内科診療、予防接種、健康維持・増進、感染対策といった予防医療、及び家族計画、栄養改善、公衆衛生指導等のプライマリーヘルスケアを実施している。配属先のジャトゥタウUSFはジャトゥタウ保健センターに併設されており、管轄地域の住民に対し、上述の一次保健医療サービスを無償で提供している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
パラグアイでは、住民の健康意識は低く予防医療の知識も不足しており、その結果、過体重、高血圧、糖尿病といった非感染性疾患が主な疾患となっている。配属先職員は、保健センター施設内及び管轄地域を訪問し、地域住民に対して小児・生活習慣病患者への栄養指導、糖尿病、高血圧対策などの啓発活動や予防接種活動を行い、同地域における健康意識向上及び予防医療の推進・普及に努めている。今後、上記啓発活動の効果を高めるため、講習会や教材開発を目的として、本要請が挙げられた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先スタッフと共に以下の活動を行う。
1. 配属先の施設内外において、予防医療(高血圧、糖尿病、過体重、栄養改善)の推進にかかる啓発活動を行う。
2. 啓発活動に使用する教材の作成を行う。
3. ジャトゥタウ市内のサン・ホルヘ家族保健ユニットに週1回の頻度で訪問し、1.及び2.の活動を行う。
4. 管轄地域内の小中学校における、健康教育や栄養教育の授業を実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
健康診断器具(体重計、身長計、血圧計)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・保健センター長(医師)
・USF関係者(医師1名、看護師1名、准看護師1名、保健推進員1名)
活動対象者:
・管轄地域の住民(一日当たりの平均患者数15~20名)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(看護師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:配属先の要望による
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:業務遂行に必要なため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・住居はホームステイ(離れ)またはアパートとなる予定。
・COVID-19の影響により、今後、活動内容が一部変更になる可能性有。変更時には配属先及びJICA事務所と相談しながら、活動を展開していくこととなる。