要請番号(JL32422B12)
募集終了
2代目
・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
経済・社会開発企画庁
2)配属機関名(日本語)
フラム障害者支援センター
NGO
3)任地( イタプア県フラム市 ) JICA事務所の所在地( アスンシオン市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は2009年に創設され、0~50歳の幅広い年齢層の、学習障害、発達障害、知的障害、ダウン症、自閉症や身体障害等を持つ障害者に対し、早期療育、理学療法、心理学、心理教育や言語聴覚療法といった様々な分野から包括的なケアを行っている。当国教育・科学省や厚生省、国家障害者人権庁、またフラム地区病院から人員や機材の提供といった協力を得ながら、センターの運営委員会や家族会のメンバーが中心となり、施設の維持管理や運営にかかる資金調達等を行っている。2020年3月まで海外協力隊員(障害児・者支援)が活動していた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
近年のパンデミックの影響により、配属先と同様の活動を行っていた周辺地域の障害者支援センターが閉鎖され、利用者が配属先に集中したため、配属先の登録利用者数がコロナ前(2020年)は70名程であったのに比べ、現在(2022年)は220名と約3倍に増加した。中でも子ども(0歳から10歳)の利用者が多く、ソーシャルスキルの習得と定着を目指した個別指導を実施している。しかし、障害児の指導・対応に携わるセンターの教員やスタッフは、特別支援教育を学んだ経験がなく、より効果的な支援を実現するため、特別支援教育の専門性や知見の紹介や共有が求められ、本件が要請された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚と共に、以下の活動を行う。
1. 発達障害や知的障害を持つ子ども(0歳から10歳)の利用者に対し、ソーシャルスキルの習得と定着を目指したサポートを行う。
2. センターの教員やスタッフに対し、特別支援教育にかかる知見や経験の共有を行う。
3. 障害児の保護者に対し、障害に対する理解や対応、教育方法について助言を行うと共に、保護者も巻き込んだ支援活動を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
パソコン、プリンター、プロジェクター、幼児向け書籍、玩具等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・センター長(精神病理士、40代)、医師1名、理学療法士2名、言語聴覚士1名、心理カウンセラー4名、栄養士1名、教員2名
活動対象者:
・センターに通う0歳から10歳の障害児
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:要請団体の希望による
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・住居はホームステイ(離れ)またはアパートとなる予定。
・COVID-19の影響により、今後、活動内容が一部変更になる可能性有。変更時には配属先及びJICA事務所と相談しながら活動を展開していくこととなる。