要請番号(JL32423A18)
募集終了
2代目
・2024/1 ・2024/2 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
厚生省
2)配属機関名(日本語)
イタペ家族保健ユニット
3)任地( グアイラ県イタペ市 ) JICA事務所の所在地( アスンシオン市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
当国では、2008年、厚生省により、国民の一次保健医療サービスへのアクセス改善及びサービスの質向上を目的とした保健医療政策が策定された。同政策の枠組みの一環として、地域の保健医療サービスを担う家族保健ユニット(以下「USF」と略す)が創設された。USFは、管轄地域の住民に対し、内科診療、予防接種、健康維持、感染対策といった予防医療、及び家族計画、栄養改善、公衆衛生指導等のプライマリーヘルスケアを実施している。配属先は隣接する保健センターと協働し、管轄地域の住民約5,000人に対し、上述の一次保健医療サービスを無償で提供している。現在、隊員(助産師)が活動中(2024年8月まで)。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先では、市内を3つに分けた保健地区のうち、市中心部の住民を対象に、医療サービスの提供に加え、母子保健サービスの強化に力を入れている。母親学級を実施しているが、妊婦の参加率が低く、定期健診は必要回数を行えていない状況である。現在、母親学級の定着を目的に妊婦健診、家族計画及び乳幼児の栄養改善といった啓発活動を実施している。妊産婦にとってより有効な情報を提供するため、専門性や知見を有した隊員からのアドバイス等の継続的な支援が必要となり本要請に至った。また、地域の学校関係者より、青少年層に対する性教育の実施も求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
以下の活動を、配属先スタッフとともに取り組む。
1. 妊婦健診及び産前産後の保健指導を行う。
2. 母親学級での妊娠初期から出産後までの啓発活動の企画・実施を行う。
3. 医師と共に地域の青少年を対象に、思春期リプロダクティブ・ヘルスに関する講習会を実施する。
4. 講習会で使用する教材の作成や改善を行う。
5. 配属先の診療補助(血圧測定、身体測定及び患者の電子カルテ記入の指導等)を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
健康診断器具(血圧計、体重計)、パソコン
4)配属先同僚及び活動対象者
・配属先同僚:
医師(責任者)1名(女性)、看護師2名(男性・女性)、准看護師1名(女性)、地域保健推進員2名(男性・女性)
・活動対象者:
管轄地域の住民約5,000名(40~50名)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(助産師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚と同等のレベルが求められる
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:業務遂行に必要なため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・住居はホームステイ(離れ)またはアパートとなる予定。
・COVID-19の影響により、今後、活動内容が一部変更される可能性有。変更時には配属先及びJICA事務所と相談しながら、活動を展開していくこととなる。