要請番号(JL32423B05)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
経済財務省
2)配属機関名(日本語)
オブラ・ドン・グアネラ・インクルーシブ支援センター
3)任地( カアグアス県カアグアス市 ) JICA事務所の所在地( アスンシオン市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は1998年に設立された、緑豊かな広い敷地を持つカトリック系の障害者支援施設である。教育・科学省からの派遣教員に加え、理学療法士、カウンセラー、言語聴覚士の計16名が、6~27歳の障害者約110名に対し、特別教育支援や各種福祉サービスを提供している。多くの利用者は通常の小・中学校に通いつつ、週に1~2回の頻度で同施設に通い特別学習支援を受けている。また、障害の程度や家庭の事情により学校に通えない利用者は、毎日同施設に通い、教育や社会参加に向けた日常生活自立のための訓練を受けている。政府からの予算は人件費のみで、センター施設運営費は利用者の保護者等関係者の寄付等で賄われている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先はこれまでも、障害者の経済的な自立に向けて、施設敷地内で樹木の苗や観賞用植物を栽培し、定期市で販売する等の取り組みを行ってきたが、2022年からは毎日施設に通う13~25歳の軽度の障害者を中心に、施設内での消費用及び販売用の野菜の栽培も始めた。障害者が自ら収入を得られるよう、同取り組みを拡充していくために、野菜づくりの知識と技術を持った人材からの支援が必要とされ本要請に至った。JICA海外協力隊の受け入れ経験は無い。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先同僚とともに以下の活動を行う。
1. 栽培する作物を選定し、植え付け時期などのスケジュールを立てる。
2. 軽度の知的障害をもつ13~25歳の施設利用者10名と共に、施設内の畑で野菜栽培(畑の準備、植え付け、管理作業、収穫)を行う。
3. 上記10名に対し、植物のつくりや成長について簡単な授業を行う。
4. (可能な範囲で)収穫した野菜の販売用の加工や、定期市での販売の支援を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
スコップ、鍬、鉈、熊手、台車
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・センター長(女性、50代)
・教員16名、施設スタッフ7名
活動対象者:
・軽度の知的障害をもつ13~25歳の施設利用者10名
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:配属先の希望による
[汎用経験]:
・障害者を対象とした活動経験
・播種から収穫までの栽培経験を2作物以上
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・住居はホームステイ(または離れ)、もしくはアパートとなる。
・知的障害者に教えながら一緒に農作業を行うため、障害福祉分野に従事した経験が必要である。