【配属機関概要】

3）任地（ カアグアス県コロネル・オビエド市 ） JICA事務所の所在地（ アスンシオン市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ ﾊﾞｽ で 約 3.5 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

国立アスンシオン大学は、1889年に設立された総合大学であり、14学部、学生数約50,000名、教員数約10,000名が在籍する国内最大の大学である。国内の12県21市にキャンパスを有する。配属先となるのは、首都から約150キロ離れたコロネル・オビエド市中心地にある同大学看護科コロネル・オビエド分校である。午前(7:00～11:30)、午後(13:00～20:00)の二部制で運営されており、看護師・助産師の人材育成を担っている。
配属先

【要請概要】

1）要請理由・背景

配属先では、体の基礎、健康と生活、ヘルスプロモーションをテーマに、看護学の基礎となる概念や基礎看護技術の授業、学生による地域住民の訪問、予防医療(高血圧、糖尿病、過体重、栄養改善)に関する啓発実習活動が行われている。配属先の分校長はJICA帰国研修生であり、キャンパス内や地域の環境改善、また地域保健医療の質の改善のため、日本で見た5S活動(整理・整頓・清掃・清潔・躾)の自校への導入を目指している。5S活動の導入において、隊員からの協力が必要とされ本要請に至った。また、配属先は教員や学部学生に対する教養教育の充実・質の向上を図っており、可能な範囲での日本文化紹介や簡単な日本語授業の実施も期待されている。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

配属先の同僚とともに、以下の活動を行う。
1. 学部学生と一緒に、地域での清掃・環境改善活動(啓発活動やごみ拾いイベントの企画・実施等)を行う。
2. キャンパス内で教員や学部学生に正しい手洗いの仕方や掃除の基本手順等を教えたり、環境教育の一環として整理整頓を行う。
3. 日本の食文化、折り紙など日本文化関連のイベントの企画・実施や、(可能な範囲で)簡単な日本語の授業を行う。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、椅子、パソコン、プリンター、WIFI

4）配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
・分校長(女性、50代、看護師、JICA帰国研修生)
・教員50名
活動対象者:
・学部学生150名

【資格条件等】

[汎用経験]：

　・環境関連、教育、企画・運営、営業等の経験

　・ゴミ・コンポスト等の啓発活動経験

【地域概況】

【特記事項】

・住居はホームステイ(または離れ)、もしくはアパートとなる。