要請番号(JL32423B24)
募集終了
2代目
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
経済財務省
2)配属機関名(日本語)
アレグア陶器職人組合
3)任地( セントラル県アレグア市 ) JICA事務所の所在地( アスンシオン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
アレグア陶器職人組合は地元の伝統工芸振興のため、特に陶器の高温焼成や商品開発に力を注いでいる。当国の国内市場では、アルゼンチン、ブラジル、中国等からの輸入品に占有されているが、技術協力プロジェクト「陶器産業技術改善計画プロジェクト」(2005年10月~2006年10月)が実施された際、登り窯が設置され、陶器商品の生産技術の改善・向上が図られた。登り窯は現在も有効に活用されており、地元の陶器職人の作品を生み出している。年間予算は約2,800米ドル(2021年)。また、パラグアイ伝統工芸院(IPA)が、同組合のプロモーション活動に協力している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
上記プロジェクト終了後、独自で技術の改善・向上を続けてきた。市販の製品とは異なり原料が管理され高品質な陶器が作成されているが、消費者のニーズがデザイン性や品質をより重視するようになってきたことから、多彩な色や形の商品開発が必要になっている。首都アスンシオンからの来客は主に中上流階級の人々で、彼らのニーズに応えられるようデザイン性を高め、職人の所得向上を図るためには、さらなる技術支援が必要となったことから支援要請があがった。組合の組織強化に対する支援も求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
隊員の経験を踏まえて、以下の活動への支援を行う。
1.登り窯での高温焼成についての助言、支援を行う。
2.粘土管理、電動ろくろ成形、細工や釉薬に関する助言、支援を行う。※当国の電動ろくろは反時計回りが主流である。
3.製品の品質管理に関する支援を行う。
4.製品の売上げ向上につながるような広報活動への支援(可能であれば、SNSやウェブサイト更新への支援)を行う。
5.陶器職人組合の組織運営強化支援を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
登り窯1基、電気窯1台、電気ろくろ8台、ハンマーミル1台、天秤1台、台秤1台、温度計1台、棚板35枚
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・組合長:女性(20代)、陶芸歴約10年
・渉外促進担当者:男性(50代)、陶芸歴約40年
活動対象者
・組合員約140名:男・女(20~60歳)
登り窯陶芸家約40名
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒)美術 備考:配属先の要請
[経験]:(実務経験)10年以上 備考:業務遂行上必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
陶器フェアや焼成の関係上、土日に活動がある場合有。