【配属機関概要】

3）任地（ アスンシオン市 ） JICA事務所の所在地（ アスンシオン市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 徒歩 で 約 0.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

パラグアイバドミントン連盟は2012年に設立され、国内12地区の16クラブが所属しており、強化選手の国際大会での成績向上や指導者の技術レベル向上、バトミントン競技人口の増加等を目指した活動を行っている。現在派遣中の隊員は、首都アスンシオンにおける選手への技術指導や指導者育成、地方での技術指導やバトミントン普及等の活動を行っており、2022年10月に首都アスンシオンで開催された南米競技会にコーチとして参加した。連盟のこれまでの努力によりパラグアイにおけるバドミントン競技人口は増加を続けており、競技人口は現在350～400名程度、そのうち首都の競技者は50名程度である。年間予算は約3万米ドル。

【要請概要】

1）要請理由・背景

国民的な人気を誇るサッカーに競技人口が集中するパラグアイにおいて、バドミントンの知名度はいまだ低く、競技を知らない人も多い。また、過去3代にわたる隊員派遣により、選手や指導者の技術レベルは格段に向上したが、国際大会で実績を残すには至っていない。隊員には、様々な技術レベルの競技者への直接指導、現地指導者の育成に加えて、選手の精神面でのサポートや規律意識向上への支援等も期待されており、継続した協力の必要性から本要請へと至った。主な活動場所は首都にある国家スポーツ庁施設内の練習場であるが、地方への出張指導、各種大会運営への協力も求められている。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

配属先の現地指導者、選手たちと共に以下の活動を行う。
1. 強化選手(ジュニア選手含む)や一般クラス選手(初級～中級レベル)への指導を行う。
2. 指導のサポートや指導方法の改善を通して、指導者育成を支援する。
3. 地方での出張指導やバトミントンの普及活動を行う。

活動時間:通常17:00～21:00 (月～金)、大会時や地方出張時は土日に活動が行われることもある。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

コート(ゴムマット3面・コンクリート2面)、ラケット(初心者用)、シャトル等

4）配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
連盟長:60代、男性
指導者(首都):2名(男性、競技歴5年程度)
活動対象者:
首都の強化選手(2名、女性、10～15歳、競技歴5年程度)や一般選手(50名程度)、地方選手等

【資格条件等】

[参考情報]：

　・中・高校生に指導した経験があれば尚良い

【地域概況】

【特記事項】

10代以下の中学生や高校生を対象とした指導を強化するなど、活動内容が一部変更になる可能性有。変更時には配属先およびJICA事務所と相談しながら、活動を展開していくこととなる。