要請番号(JL32423B34)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・科学省
2)配属機関名(日本語)
第5-38教育技術支援事務所
3)任地( カアグアス県ドクトル・フアン・マヌエル・フルトス市 ) JICA事務所の所在地( アスンシオン市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
教育技術支援事務所は、教育・科学省傘下の機関であり、全国各市に配置されている。各市内の幼稚園・初等・中等・高等学校を管轄し、管轄校の円滑な運営のため、各校における国定カリキュラム実施状況の監督、ローカルカリキュラム作成の支援とその実施評価、継続的な教員研修の企画・実施、各教育機関の機能向上のための技術支援、管轄校が抱える問題の明確化とその解決に向けたプロジェクト立ち上げの支援等を行っている。配属先は2017年に設立され、市内の小中学校及び高等学校、計24校を管轄している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
2013年12月にインクルーシブ教育にかかる法令が施行され、教育・科学省では様々な障害のある児童のための質の高い包括的な教育を強化している。しかし、インクルーシブ教育にかかる規範が設けられたものの、教員向けに包括的な教育を展開するための十分な研修が行われておらず、各教員が試行錯誤しながら様々なレベルの学習障害、アスペルガー症候群、軽度な自閉症スペクトラム障害等のある児童の教育支援を行っている。配属先は、各種障害のある子供の保護者に対し、親子参加型勉強会の企画・実施等を行っているが、特別支援教育について、より知見や経験を有する人材による協力を必要とし、本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚と共に管轄する小中学校19校を巡回し、以下の活動を行う。
1. 管轄校の特別支援教育における現状を把握する。
2. 管轄校の教員に対し、日本の特別支援教育を紹介すると共に、インクルーシブ教育の理解を深める。
3. 保護者に対し、子どもの発達段階や特性に合わせた教育支援に関する勉強会を実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、椅子、プリンター
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・教育技官(男性)
・教育技術コーディネーター2名(男性、女性)
・事務員2名
活動対象者:
・小中学校19校の教員(約90名)及び児童(約1800名)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(特別支援学校教諭)
[性別]:(女性) 備考:配属先の希望による
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:教員への指導が必要なため
[汎用経験]:
・特別支援学級での活動経験
・障害者を対象とした活動経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・住居はホームステイ(離れ)またはアパートとなる予定。