要請番号(JL32424B14)
募集終了
・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農牧省
2)配属機関名(日本語)
ビジャリカ農業高校
3)任地( グアイラ県ビジャリカ市 ) JICA事務所の所在地( アスンシオン市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、パラグアイ南東部の地方都市にある3年制農業高校である。野菜・果樹栽培、畜産、食品加工等の部門があり、座学に加え数多い実習の機会を通じて、全生徒が農業分野全般を学ぶ。生徒の大半が同県内の農家の子女であり、専門的知識・技術の習得を通じた同地域の農業技術者の育成を目指している。教職員数19名、生徒数は約150名、全寮制で、学費・住居費・食費は国の支援で無償となっており、農業後継者育成の大きな期待を担っている。隊員の受け入れ実績あり。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先の野菜栽培部門では、座学に加え実習として圃場でレタス、キャベツ、トマト、ニンジン、ピーマン等を栽培し、野菜栽培全般についての基礎を学んでいる。収穫された農作物は自給用食材として活用されており、余剰野菜は畜産部門の家畜飼料に使われたり、学校前にアンテナショップを設置し販売している。野菜の栽培技術力向上にかかる支援だけでなく、栽培・収穫・出荷・販売という農作物流通全体に関わる指導、また同僚教員の指導力及び知識・技術の向上にかかる専門的知識・技術の共有が求められ、本要請が上げられた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚教員と共に、以下の活動を行う。
1. 圃場にて、野菜栽培実習及び栽培環境の改善点を考え実践する。
2. 圃場の年間栽培計画・月別栽培計画の作成の支援を行う。
3. 地域に適した農作物の選定、商品価値の高まる効果的な栽培技術を紹介・提案する。
4. 商品出荷・販売の体験的学習(アンテナショップの設置、定期市への出荷・販売)の支援を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
農機具一般(鍬、なた、鋤、スコップ他)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・校長:男性(30代)、農業技師
・同僚:男性(60代)、農業技師
活動対象者:
・生徒:約150名
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)農学系 備考:活動遂行上必要
[経験]:( ) 備考:
[汎用経験]:
・播種から収穫までの栽培経験を2作物以上
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
配属先から、主に圃場での野菜栽培実習に関しての支援が期待されており、商品価値の高い農作物栽培のための技術紹介・導入が望まれている。