要請番号(JL32424B16)
募集終了
・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・科学省
2)配属機関名(日本語)
第5-38教育監督官事務所
3)任地( カアグアス県ドクトル・ファン・マヌエル・フルトス ) JICA事務所の所在地( アスンシオン市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、2017年に設立され、市内の幼稚園・小学校・中学校・高等学校の24校を管轄し、それらの円滑な運営のため、各校における国定カリキュラム実施状況の監督、ローカルカリキュラム作成の支援やその実施評価、継続的な教員研修の企画・実施、各教育機関の機能向上のための技術支援、管轄校が抱える問題の明確化とその解決に向けたプロジェクト立ち上げの支援等を行っている。同配属先管轄の小学校に派遣されているJICA海外協力隊短期隊員(小学校教育)が週2日間出向し、活動している(2024年9月末まで)。
【要請概要】
1)要請理由・背景
2013年12月にインクルーシブ教育にかかる法令が施行され、教育・科学省では様々な障害のある児童のための質の高い包括的な教育を強化している。しかし、インクルーシブ教育にかかる規範が設けられたものの、教員向けに包括的な教育を展開するための十分な研修が行われておらず、各教員が施行錯誤しながら様々なレベルの学習障害や、アスペルガー症候群、軽度な自閉症スペクトラム障害等のある児童の教育支援を行っている。配属先は、各種障害のある子どもの保護者に対し、親子参加型勉強会の企画・実施等も行っているが、特別支援教育について、知見や経験を有する人材による協力を必要とし、本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚と共に管轄する小中学校19校を巡回し、以下の活動を行う。
1. 管轄校の特別支援教育における現状を把握する。
2. 管轄校の教員に対し、日本の特別支援教育を紹介すると共に、インクルーシブ教育の理解を深める。
3. 保護者に対し、子どもの発達段階や特性に合わせた教育支援に関する勉強会を実施する。
4. 同職種の隊員との連携活動も期待されている。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、椅子、プリンター
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・指導主事(男性、40代)
・教育技術コーディネーター2名(男性、女性,40代)
・事務員2名
活動対象者:
・小中学校19校の教員(約90名)と児童(約1800名)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(教諭免許(校種・教科不問))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚と同等のレベルが求められる
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:教員への指導が必要なため
[汎用経験]:
・特別支援学級での活動経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
同配属先管轄校は、かなりの広範囲にあたるため、体力のある方の応募をお待ちしています。