要請番号(JL32717B20)
募集終了

3代目
・2018/1 ・2018/2 ・2018/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
文化省
2)配属機関名(日本語)
クントゥル・ワシ文化協会
NGO
3)任地( カハマルカ州サン・パブロ郡 ) JICA事務所の所在地( リマ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
任地では、1988年より東京大学古代アンデス文明調査団による発掘調査が実施され、南米最古の黄金装飾品が発見された。1994年、日本の支援により、この調査による発掘品を保存・展示するクントゥル・ワシ博物館が開館し、毎年、日本から複数の大学教授や研究者が訪れ、発掘と調査を継続している。地域住民約90名がクントゥル・ワシ文化協会を組織し、会員の中から選抜された運営委員会が博物館を管理運営している。2000-2003年、UNESCOから遺跡復元と保存に係る支援を受けた。年間予算は約5000米ドル。現在、2代目の文化財保護JV(青年海外協力隊)が活動中(2018年7月まで)。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先は、日本の支援により建設された博物館を管理・運営する住民組織である。地域の文化財を住民の協力により保全し、自立した博物館運営を目指す試みは先進的な取り組みとして注目されている。配属先協会員のほとんどは零細農民で、遺跡保全や博物館管理運営の知識が十分ではないため、毎年、複数の日本人研究者が現地に滞在し、運営支援や遺跡発掘と調査を実施している。2013年から文化財保護JVの派遣が始まり、展示の改善、博物館WebページやFacebook開設等の広報支援を行っている。今後は、さらに来館者数の増加を図るため、博物館ガイドの質の向上、運営委員会の組織強化への支援が求められている。また、任地小学校や来館者を対象として文化財保護に関する講座の開催も期待され、本要請がなされた。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
配属先協会員及び日本からの発掘・調査チームと共に、次の活動を行う。
1.来館者数増加を目指した博物館イベント企画・実施、広報への支援
2.協会員と地域住民を対象に、遺跡や博物館に対する理解と関心向上のための文化イベントや講座の開催
3.協会員を対象に、博物館展示内容の改善や展示品維持管理に関する助言
4.博物館の自立運営への取組み支援
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
PC、プリンター、他事務用品
4)配属先同僚及び活動対象者
博物館運営委員会メンバー:30-50代男女計10名程度
協会員95名ほか地域住民:老若男女
日本人研究者:40代-80代男性、数名の大学教員
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(5~25℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)