要請番号(JL32718A16)
募集終了
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
ピウラ州政府
2)配属機関名(日本語)
特別基礎教育センター 「トリエステ」
3)任地( ピウラ州ピウラ市 ) JICA事務所の所在地( リマ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先である"トリエステ"特別基礎教育センターは、ピウラ州政府が持つ一つのプログラムであり、イタリアに本部があるNGO(イタリア・ペル-協力協会)がピウラ地域教育局の支援を受け、2017年4月から同市にある小学校の2教室を借りて、0-5歳までの聴覚障害を持つ幼児を対象に指導し、声を出す、発音する、言葉にする訓練を行っている。現在1歳から4歳までの幼児8名が言語聴覚士2名のもと訓練を受けている。年間の予算は3,000米ドルであり、その大部分は人件費である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ピウラ州には、聴覚障害を持つ児童が手話を用いて教育を受ける教育機関(5-11歳)はあるが、就学前の幼児を受け入れる場所はない。聴覚障害を持つ幼児にとって重要なのは、できるだけ早く、聴覚障害を持っているかが診断され、適切な訓練を受けることである。しかし、その診断を受ける機会が少なく、また、適切な診断がなされず、2-3歳になって、ようやく、聴覚障害をもっていることが判明する場合が多い。配属先は、的確な早期診断と適切な訓練の実施が急務と考え、ボランティアの協力を得て、保健所等が実施する乳児の集団健康診断へ赴き、診断し、聴覚障害と診断された乳幼児を対象にその親と一緒に、感覚に刺激を与え、一人でも多くの子供たちが声を発するように指導し、ピウラ州の聴覚障害乳幼児の対応の遅れを改善したいとしている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の教師と一緒に
1.言語聴覚士として、乳幼児を対象に聴覚障害の診断を行う。
2.センタ-の教室や他県において、 聴覚障害を持った乳幼児(補聴器付けている)に聴覚訓練を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
Tympanometer(Oscilla, 型:TSM400), Accu Screen OAE & ABR Screener(Otometrics, U2-Draft1)
4)配属先同僚及び活動対象者
センタ-長(聴覚言語士、50歳代、女性)
イタリア・ペル-協力協会(聴覚言語士、50歳代、女性)
教師(言語士、40歳代、女性)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(言語聴覚士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(15~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)