2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL32718A18)
募集終了

国名
ペルー
職種コード 職種
G233 写真
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

文化省

2)配属機関名(日本語)

イカ州博物館

3)任地( イカ州イカ市 ) JICA事務所の所在地( リマ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は1946年に設置された文化省管轄の国営の地方博物館で、国内の考古学研究の重要拠点の一つである。主にイカ州内に点在する、プレインカ文明期からインカ文明(紀元前2000年-1500年頃)の遺跡からの出土品の研究と保存および展示を行っている。収蔵品約3万点のうち約400点を常設展示している。さらに、今なお発掘調査による出土品や未分類の文化財も多数持ち込まれている。年間予算は約16万ドル。2007年、米国政府より2万ドルの資金協力を受け、2014年、我が国の無償資金協力「イカ州博物館展示・保存機材整備計画」による支援を受けた。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ペルーは、エジプトやメソポタミアに匹敵する古代文明遺跡を有し、現在も様々な発掘調査が実施されている。イカ州は、かつてパラカス文明やナスカ文明が栄えた地であり、イカ州博物館は早くから考古学研究の重要拠点として発掘調査と出土品の研究・保存活動を行ってきた。2014年に我が国の無償資金協力による支援を受け、2016年にリニューアルオープンし、これに合わせ、博物館は地域の教育機関としての機能を強化し、市民の自国の文化財に対する関心と理解を深めたい考えである。博物館収蔵品は現在も増え続け、これを分類し、デジタル化しての保存作業が急務となっている。高品質の図録作成も計画され、この支援としてJICAボランティアの派遣要請となった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先スタッフと共に主に以下の活動を行う。
1.博物館収蔵品のデジタル写真撮影
2.図録の作成補助
3.博物館が実施する文化財保全活動への協力

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

PC、撮影機材一式

4)配属先同僚及び活動対象者

博物館館長:50代女性、大学卒
博物館スタッフ:20-50代の男女約15名
大学生ボランティアスタッフ:20代の男女数名(時期による)

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(男性) 備考:配属先の希望

[学歴]:(専門学校卒) 備考:配属先の希望

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:配属先の希望

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(砂漠気候) 気温:(15~32℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

美術工芸の知識と経験を有すれば、さらに望ましい。