要請番号(JL32719B21)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
セニョール・デ・ロス・ミラグロス特別支援学校
3)任地( アンカシュ州ワラス市 ) JICA事務所の所在地( リマ市サンイシドロ区 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 8.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
教育省は全国に約400校の特別支援学校を設置しており、アンカシュ州には8校、配属先はワラス市にある唯一の学校である。1990年に設立された後、2014年に改修され、校内の設備が一新された。リハビリテーション専用室、パソコン室、児童生徒の年齢に合わせた教室やトイレ、講堂などが新たに設置された。同学校は就学前教育(3歳から5歳対象)と初等教育(6歳から20歳対象)の一貫校であり、インクルーシブ教育でも受け入れが難しい重度心身障害児を主な対象とした、約50名の児童生徒が在籍している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国の特別支援学校教諭を育成する教育機関は首都に集中しており、地方における情報不足は深刻である。配属先においても普通学級教諭の経験者が手探りで障害児への教育及び支援を行っている状況である。配属先は日本の特別支援教育(カリキュラム、教材、授業実施計画等)を学び、教育の質を向上したいと考えている。また、同学校では国が実施しているインクルーシブ教育プロジェクトも実施しており、8名の教員が普通学校に通う障害児への同行、教員への指導などを中心に担当している。現在、3歳から5歳までは3クラス(各クラス6人程度)、6歳から20歳までは3クラス(各クラス8人から10人程度)で構成されており、各クラスに教員1名と支援員がついている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の職員と共に以下の活動を行う。
1.同学校の授業を見学し、改善点を抽出する。
2.同僚に対して、日本の特別支援教育(カリキュラム、教材等)を紹介する。
3.同僚と共に、教材作成および当地にあった授業方法を模索する。
4.保護者に対して、児童・生徒の教育および支援方法について助言する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、PC、プリンター、プロジェクター、リハビリ道具等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:学校長 女性 40代(経験20年)
特別支援学校教諭 (カウンターパート)女性 40代 (経験10年)
他教員 20名(30代から40代) 他事務職員8名
活動対象者:3歳から20歳までの障害児およびその保護者
(知的障害、自閉症、重度心身障害) 車椅子利用者は約10名
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(特別支援学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:実務経験が求められるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(-3~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
任地は標高3090mにある高地。