要請番号(JL32721A05)
募集終了
・2022/1 ・2022/2 ・2022/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
環境省
2)配属機関名(日本語)
国家自然保護区管理事務所(SERNANP)アンカッシュ事務所
3)任地( アンカッシュ州ワラス市 ) JICA事務所の所在地( リマ市サンイシドロ区 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 8.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
SERNANPは、全国76ヶ所の国立自然保護区の管理及び生物多様性の保護を統括する機関。環境省の下部組織として2008年に設立し、管轄保護区とその生態系保護、管理の他、自然環境保護を担う関係機関(州政府、市役所、民間組織)との連携促進や地域住民への環境教育、啓発活動も行っている。2019年のSERNANP全体の予算は約2,500万米ドル、アンカッシュ事務所予算は約60万米ドル。2018年度4次隊の隊員1名がパラカス事務所、2019年度1次隊の隊員2名がピウラ事務所、イキトス事務所にて活動していた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
隊員が活動する自然保護区のワスカラン国立公園は、ペルー中央部のアンデス山脈(標高3,000~6,000メートル)に位置し、世界で最も高地の国立公園であり、ユネスコ世界遺産に登録されている。配属先は、自然保護区内の管理業務他、自然環境保護と観光の融合によるエコツアーの推進や保護区内の住民及び小中学生に対する環境教育を主な活動として実施しているものの、近年、観光客のマナー違反によるごみ問題や保護区内で生活する先住民族による環境破壊が深刻化している。隊員には環境教育の内容及び教材、手法の改善や導入、また保護区内の抱える問題解決のための助言・提案が求められている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
以下の活動を配属先同僚と共に実施する。
1.保護区内の住民及び近隣の小中学校の生徒に対し、自然環境保護の重要性や意義を伝えるための環境教育、啓発活動の実施、補助を行う。(週に2~3回程度)
2.保護区内及び近隣で生活する大学生や住民に対し、彼ら自身で環境教育を実施できるよう人材育成を行う。
3.保護区が観光地として抱える課題(ごみやトイレの管理)解決についての助言・提案を行う。
活動時間:月-金の8:30-18:00(昼休憩あり)、週2~3回の外勤時以外はワラス市の事務所にて業務を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務机、PC、プリンター等の事務機器、啓発用資料・教材
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
所長:40歳代男性
カウンターパート:30歳代女性
活動対象者:
保護区内の住民:約5,000人
保護区内及び近隣の小中学校の生徒:約20,000人
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚が同等の資格を持つため
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・環境関連、教育、企画・運営、営業等の経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(砂漠気候) 気温:(-3~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
2021年4月現在、小中高校での対面授業は再開されておらず、オンライン授業が行われてる。