要請番号(JL32721A11)
募集終了
・2022/1 ・2022/2 ・2022/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
通商観光省
2)配属機関名(日本語)
手工芸観光技術革新センター ウトゥクバンバ-アマゾナス
3)任地( アマソナス州チャチャポヤス市 ) JICA事務所の所在地( リマ市サンイシドロ区 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
手工業観光技術革新センターは国内に10センターをもち、地域の工芸品製造と観光事業の技術支援、人材育成、市場傾向等の情報提供を行うことにより、工芸品や観光サービスの向上を図り、国内外の競争力強化を目的としている。配属先は州都チャチャポヤス市に位置し、民間基金により設立・運営されてきたが、2009年からは通商観光省管轄となった。2019年3月からJICA技術協力プロジェクト「ウトゥクバンバ渓谷上流地域における文化的景観の持続的な開発促進プロジェクト」が展開されており、チャチャポヤス市を中心に当該地域の観光開発セクターでの人材育成や工芸品マーケティングを行ってきている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先には工芸品課、観光課、環境課があり、工芸品課では木工、織物、陶器の工芸品の技術研修やマーケティング活動を進めてきている。2018年に外部コンサルタントによる工芸品開発と観光事業への包括的開発調査を実施し、この提言に準じ2019年から地域10カ所の生産グループを巡回し、各地域の生産グループへの技術指導やマーケティング支援を行っている。この中で、工芸品のデザイン向上を求める声が多く、地域の伝統や文化を生かしつつ、観光客向けデザインや販売促進に関する協力が求められている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
特に織物、繊維関係の工芸品について以下の活動を行う。
1. 域内の生産の現状を調査、把握する。
2. 域内10地域を巡回し、デザインの向上にかかる指導・助言を行う。
3. 工芸品の流通、販売などのマーケティングの指導を行う。(配属先敷地内に販売所あり)
4. 域内の文化的背景に基づくウトゥクバンバ・ブランドの立ち上げを支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
PC、カメラ、事務机、ミシン(直進、レザークラフト用、オーバーロック、刺繍)、編み機、木工用CNC
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先所長:男性、50歳代
技術系職員:6名、女性、40~60歳
事務職員:5名、男女、20~60歳
活動対象者:域内10地区のグループ(主に女性10名~20名)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(高等専門学校卒)美術 備考:専門的技術が不可欠
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:実務に基づく指導が求められる
[参考情報]:
・デザインにかかる実務経験
・繊維・衣類・織物のデザイン経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(湿潤大陸性気候) 気温:(9~22℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
2021年から業務は100%再開しており、出勤は州政府のプロトコールにより80%となっている。地方の生産者とオンラインでのコミュニケーション(巡回で行っていた研修なども含む)を実現するため、4月現在、職員がITに関する指導のため地方を訪問している。