要請番号(JL32723B02)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国際協力庁
2)配属機関名(日本語)
NGOセントロ・マルキ レイメバンバ博物館
NGO
3)任地( アマソナス州チャチャポヤス郡レイメバンバ町 ) JICA事務所の所在地( リマ市サンイシドロ区 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
セントロ・マルキは、ペルー国内の自然・文化遺産の保全、研究等を行っているNGO組織で、レイメバンバ博物館の他にペルー南部にも拠点を有している。同博物館は、1997年にコンドル湖周辺で発掘された200体以上ものミイラや発掘品等チャチャポヤ文明の遺物を収蔵・管理・研究するために建設され、2000年に私立博物館として開館した。パンデミック前の年間入場者数は2万人。同博物館は、地域住民のコミュニティ活動および海外からの支援金により運営されており、年間予算は入場料などの収益や寄付金を含めた8万米ドル。2023年は開館以降初めて常設展のリニューアルを実施予定である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
レイメバンバ博物館は、観光を通じた持続可能な博物館として、地域における観光および文化の中心としての役割を担い、州全体において教育・文化・経済的な発展に貢献することを目指している。現在、地元民で構成されるレイメバンバ博物館協会には約30名が参加、必要に応じて博物館業務を支援しているほか、様々な意思決定にも参加している。隊員には、地元住人とレイメバンバ博物館の関係性をより強固なものとするための活動が期待されているが、それに留まらず博物館をより良くする提案や、多方面にわたる活動を求めている。博物館協会メンバーだけでなく、地元住民が博物館に愛着をもち、自分たちの文化を誇らしく感じられるような博物館を目指している。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先のスタッフおよび関係者と共に、以下の活動を行う。
1.レイメバンバで今も受け継がれている独自の音楽や手工芸技術など文化の発掘および紹介
2.地元住民と博物館の関係性を深めるための提案および実施
3.レイメバンバ博物館の運営管理の補助や広報活動
4.来館者の対応、教育プログラムの補助
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
コンピューター、プロジェクター、図書室、各種教材、地域の手工芸品
4)配属先同僚及び活動対象者
館長:70歳代女性
管理者:40歳代男性
カウンターパート:30歳代男性・考古学者(収蔵品管理、教育プログラム担当)
その他博物館スタッフ6名、農家兼業、レイメバンバ博物館協会メンバー、
レイメバンバ町の住民
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[汎用経験]:
・地域社会を対象とする活動の経験
・グループ活動や組織運営の経験
[参考情報]:
・広報活動としてSNSを通じた情報発信経験
・コミュニティーツーリズムの経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(西岸海洋性気候) 気温:(5~15℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・住居は原則、博物館に隣接する宿泊施設(研究者・観光客が宿泊)もしくはホームステイとなる。宿泊施設および配属先では、携帯電話の電波状況が良好な場所が限られている。