要請番号(JL32723B05)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
環境省
2)配属機関名(日本語)
国家自然保護区管理事務局(SERNANP) ティンゴ・マリア国立公園事務所
3)任地( ワヌコ州レオンシオ・プラド郡 ) JICA事務所の所在地( リマ市サンイシドロ区 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
SERNANPは、全国76ヶ所ある国立自然保護区の管理及び生物多様性の保護を統括する機関。環境省の下部組織として2008年設立、管轄保護区とその生態系の保護・管理の他、自然環境保護を担う関係機関との連携促進や地域住民への環境啓発活動を担う。2023年度の年間予算は約350万米ドル。ティンゴ・マリア国立公園は、1965年に国内2番目の保護区として認定された高地セルバであり、“眠れる森の美女”と呼ばれる素晴らしい景観を筆頭にトレッキング、滝や洞窟といった様々なアクティビティに加え、多くの動植物相が存在する。配属先は国立公園内の管理業務を行う他、自然保護や環境保全、観光促進業務を担っている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ティンゴ・マリア国立公園は首都から車で約10時間、最寄空港から車で3時間強とアクセスが困難であるが、前述の通り様々なアクティビティが体験できることから周辺地域を中心に年間20万人以上の観光客が訪問する。特に配属先がパークレンジャーを設置する2か所の監視所付近は、洞窟やトレッキング&滝の観光名所であり、地域住民からなる観光業者によるエコツアーの推進が盛んな他、レストランや土産店も多くみられる。配属先は、更なる質の高い観光サービスの提供や新規観光資源の開拓による観光客増進を目指しつつも、同時に園内のゴミ問題等、環境保全強化にも取り組んでいる。このため、これらに協力可能な人材が求められていることから本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先同僚及び現地の観光分野関係者と共に以下の活動を行う。
1.国立公園内の特徴及び現状を把握し、課題解決に資する助言や新規観光資源開拓に係る提案。
2.地元観光関係者に対して観光サービスの質の向上に資する協力活動。
3.海外の観光客誘致に向けた広報やPR戦略への協力活動。
4.国立公園内のゴミ問題への参画。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務机、プリンター等の事務機器、GPS等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先代表(60歳代男性、農業系技師)、CP(30歳代女性、観光専攻)、同僚男性3名、パークレンジャー7名
活動対象者:
地元観光関係者(=地域住民)、観光客
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚とのバランス
[汎用経験]:
・観光開発・観光マーケティングの知識・経験
・自然保護やエコガイドに関連する活動経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(18~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
原則、住居はホームステイとなる。また、保護区で活動する際は、配属先の監視所内宿泊施設にてパークレンジャーと共同生活することになり、食事や掃除は輪番制となる。