要請番号(JL32723B11)
募集終了
2代目
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国際協力庁
2)配属機関名(日本語)
ラス・レジェンダス公園協会植物園
NGO
3)任地( リマ市サン・ミゲル区 ) JICA事務所の所在地( リマ市サンイシドロ区 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先はリマ市役所管轄のラス・レジェンダス公園(1964年開園)を運営する組織であり、1981年に設立された。同公園は、動物園を中心に植物園、考古学及び遊園ゾーンで構成されており、隊員は植物園に配属される。同園は、植物園内の植物の配置・栽培のほか、公園全体の緑地管理や公園内で発生する草木等の廃棄物の回収とリサイクル化を行っている。2022年度予算は27万米ドル。現在、短期海外協力隊員(環境教育)が植物園で活動(2023年12月まで)している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先では、25万平米と広大な公園内で大量に発生する廃棄物のうち、実に88%が枝木や落ち葉、動物の排泄物などリサイクル可能な有機性廃棄物であり、公園内にてコンポストやミミズ堆肥及びウッドチップの生成を行っている。また、これらは、植物園や苗場、公園内外の至る所で再利用されている。これまでコンポストや堆肥の生成プロセスは、担当の農業技師が独自に行っている手法に基づいているが、現在活動の短期隊員は配属先同僚と共に生産過程の最適操作条件の確立を模索している最中であるほか、環境対策に関係する研修会の実施を計画している。配属先は持続的に質の高い堆肥作りを目指しており、引き続き隊員の協力を求めていることから要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚らと共に、以下の活動を行う。
1.配属先が実施する園内のリサイクルシステムを把握する。
2.コンポスト・腐植土センターで生成される堆肥作りへの助言及び提案。
3.同僚及び関係者に対して、能力向上に資する講習会の実施。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務室、コンポストセンター(2,600㎡)、腐植土センター(3,700㎡)、GPS、温度計、顕微鏡、冷蔵庫、一般的なラボの検査キット、事務用品等
4)配属先同僚及び活動対象者
植物園責任者:30歳代男性、農業技師
同園廃棄物担当者:30歳代女性、農業技師
廃棄物分析チーム:6名男性、環境管理担当:20歳代男性
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)農学系 備考:同僚とのバランス
[経験]:( ) 備考:
[汎用経験]:
・ゴミ・コンポスト等の啓発活動経験
・環境関連活動の経験や知識
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(砂漠気候) 気温:(10~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居は原則ホームステイとなる。