要請番号(JL32723B19)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
トリビオ・ロドリゲス・デ・メンドーサ・デ・アマソナス国立大学
3)任地( アマソナス州チャチャポヤス市 ) JICA事務所の所在地( リマ市サンイシドロ区 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は2000年に設立された国立大学で、全10学部およそ5,000名の生徒が在籍しており、質の高い教育を通じて国内外でリーダーとなれる専門家を育成することを目指している。隊員は健康科学学部医療技術学科の理学療法コースの講師および生徒を対象に活動を実施する。同コースは2014年の設立当初からニーズが多かったにも関わらず、講師不足により2020年から2022年にかけ新規入学を一時停止、2023年より入学受付を再開、現在の同コースの人数は23名、来年からは毎年上限15名の生徒が入学予定である。また、講師は現在の4名から年末には8名程度に増員予定。大学全体の2023年の予算は約1,000万米ドル。
【要請概要】
1)要請理由・背景
2017年の国勢調査では、アマソナス州において約3万7千人が何らかの障害を持つと回答し、その大半は貧困および極度の貧困層であった。しかし、地方にはリハビリテーションを提供する施設が少なく、障害者の大半が適切なケアを受けることが難しい状況である。そこで同大学ではアマソナス州の人々の生活の質の向上を目指し、2024年には大学内にリハビリセンターを新設し、地域の人々が容易にリハビリにアクセスできるよう計画している。それに伴い理学療法士の育成にも積極的である。一方で、講師の専門的知識やリハビリ器具の知識は十分とは言えず、JICA海外協力隊の要請がなされた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
隊員は配属先の同僚とともに、以下の活動を行う。
1.医療技術学科の講師に対し、カリキュラムの改善および理学療法技術に関する助言
2.同学科の講師および生徒に対し、リハビリテーションセンターにおける理学療法の実習のサポート
3.大学およびリハビリテーションセンターが所有する物理療法機器の使用方法の指導
4.理学療法に関するマニュアルの作成
5.地域の先天的/後天的な疾患およびその予防に関する調査補助
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
高周波・超音波治療機器、レーザー治療機器、磁気治療機器 ※リハビリセンターの新設に伴い、設備が拡充される予定。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
社会福祉局 30歳代女性(コーディネーター)
健康科学学部医師40歳代女性(カウンターパート)
活動対象者:
教師約10名、生徒約90名
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(理学療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:実務に基づく指導が求められる
[参考情報]:
・リハビリテーション実習の指導係の経験
・整形外科的なリハビリテーション経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(西岸海洋性気候) 気温:(5~15℃位)
[通信]:(インターネット可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・住居は原則ホームステイとなる。