要請番号(JL32724A12)
募集終了
2代目
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
文化省
2)配属機関名(日本語)
イカ州博物館“アドルフォ・ベルムデス・ジェンキンス”
3)任地( イカ州イカ市 ) JICA事務所の所在地( リマ市サンイシドロ区 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は1946年に設置された文化省管轄の地方博物館であり、国内の考古学研究の重要拠点の一つでもある。主にこの地域で栄えた文明の遺跡からの出土品の研究・保存および展示を行っている。収蔵品約3万点のうち約320点を常設展示しており、今なお発掘調査による出土品や未分類の文化財も多数持ち込まれている。前任隊員は2018年から2020年まで現地で活動していたが、その後のパンデミックやペルー国内騒乱の影響もあり、これまで学芸員の後任が派遣されていなかった。また、パンデミック以降閉館していたが、設備の整備や一部展示変更するなどの改装を終え、2023年年末に再開した。常設展の他に企画展も行っている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
イカ州は、かつてパラカス文明やナスカ文明が栄えた地であり、配属先は早くから考古学研究の重要拠点として発掘調査と出土品の研究・保存活動を行ってきた。2016年にリニューアルオープンしてからは、地域の教育機関としての機能を強化し、市民の自国の文化財に対する関心と理解を促進するための啓発活動にも力を入れている。前任である初代隊員は、来館者向けのワークショップや小中学生向けのパンフレット作成に携わるなど、精力的に活動していた。配属先は今後も隊員から様々なアイデアの提供と実施補助を求め、後任要請となった。なお、同博物館では写真隊員が活動中(2025年11月至)。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先スタッフとともに主に以下の活動を行う。
1. 来館者や地域の小中学生に対し、文化財保全に関するワークショップや広報活動の実施
2. 来館者向けのイベントの企画・実施、および案内パンフレット類の作成補助
3. 文化財保全についての理解を促す教育教材の作成
4. 博物館内の案内や展示方法の改善についての助言
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
PC、プリンター、文房具類一式
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
カウンターパート(館長、60歳代女性、考古学者)
博物館スタッフ:20~50歳代、男女約20名
活動対象者:
地域住民(子ども・大人)、国内外からの観光客
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(学芸員)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:配属先スタッフとのバランス
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:配属先スタッフとのバランス
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(砂漠気候) 気温:(8~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・住居は原則ホームステイとなる。