要請番号(JL32724B03)
募集終了
1代目
・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
文化省
2)配属機関名(日本語)
“フリオ・セサル・テジョ”パラカス博物館
3)任地( イカ州ピスコ郡パラカス町 ) JICA事務所の所在地( リマ市サンイシドロ区 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
博物館は、スイス人研究者のプロジェクトとして1964年に開館し、パラカス湾の発掘品を一般公開したことに始まる。磁器、織物、ミイラ等、ナスカ地区とパラカス湾で出土したプレイスパニコ以前の約120の文化財を収蔵しており、9つの展示室では常設展・企画展を実施している。2012年に著名建築家により建物が再建され、景観を考慮した建築物として注目されている。また、博物館はパラカス国立自然保護区にあることから観光客も多く、小規模ながら年間約1万5千人の来館者がある。文化省からイカ州全体の博物館や遺跡等、文化遺産の保全管理に年間約120万米ドルの予算が割り当てられているが、配属先自体は個別予算を有していない。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先では、パラカス文化の理解を深め普及する教育プログラムを確立し、国内外の観光客及び地域住民に提供したいとしているが、博物館は少数スタッフで運営されているため、特に教育プログラムを実施する担当者を確保できず、スタッフ全員で取り組んでいる現状である。そのような背景の中、青少年への教育プログラムの実施強化のために初代隊員(青少年活動)が派遣され、現在、自身の専門性を生かしてアートを用いた教育プログラムや戦略的な広報活動の取り組みを始めている(2025年10月至)。配属先は同隊員の活動に満足しており、継続的に地域住民、特に児童生徒や観光客を対象としたワークショップ等の教育プログラムの支援を求めているために、後任要請がなされた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先職員と共に、以下の活動を行う。
1.博物館や収蔵コレクション、パラカス文明等に関するワークショップなどの教育プログラムの企画・実施
2.小学校などでの訪問授業の企画・実施
3.SNSなどを活用した広報活動の補助
4.その他、博物館の知名度を上げ、来館者を増やすために必要な活動
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務スペース(事務用品、PC、プリンター等)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先職員
コーディネーター(30歳代女性・考古学者)、考古学者(30歳代女性)、チケット販売スタッフ、館内管理スタッフ、清掃スタッフ、警備員
活動対象者
地域住民(主に学生)、国内外観光客
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[汎用経験]:
・青少年を対象とした活動経験(2年以上)
・観光開発・観光マーケティングの知識・経験
[参考情報]:
・特記事項参照
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(砂漠気候) 気温:(8~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居は原則ホームステイとなります。
・図画工作含む美術全般、楽器演奏等の専門性があることが望ましい。