2024年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL32724B06)
募集終了

国名
ペルー
職種コード 職種
G102 環境教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/2 ・2025/3 ・2026/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

環境省

2)配属機関名(日本語)

国家自然保護区管理事務局(SERNANP)ヤナチャガ・チェミジェン国立公園事務所

3)任地( パスコ州オクサパンパ郡 ) JICA事務所の所在地( リマ市サンイシドロ区 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 7.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

SERNANPは、全国76ヶ所ある国立自然保護区の管理および生物多様性の保護を統括する機関であり、環境省の下部組織として2008年に設立、管轄保護区とその生態系の保護、管理の他、自然環境保護を担う関係機関(州政府、市役所、民間組織)との連携促進や地域住民への環境教育、啓発活動も行っている。現在6カ所の自然保護区に海外協力隊(環境教育、林業・森林保全)を派遣している。
配属先は、代表以下、2名のスペシャリスト及び18名のパークレンジャーを中心に、1986年に国立公園として認可された約12万ヘクタールの公園の保護と管理を行っている。2024年度の予算は2万7千米ドル。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先が管轄する国立公園は、3,000m級のヤナチャガ山脈に象徴される起伏の激しい高地森林地帯、そして海抜460mの熱帯雨林地帯から成っており、これら地理的領域に影響を受けた多様性豊かな動植物を見ることができる。配属先は公園内3か所に監視所を設け、パトロール、生体・個数調査等を行っている。また、公園周辺には、先住民族、ゲルマン系入植者、アンデス移民が生活するなど文化的多様性も見られるため、周辺住民、学校関係者及び観光客に対して、これらの特殊性を理解してもらい、共存するための各種視聴覚教材の作成や啓発活動に力を入れている。このため、これらの活動に協力可能なJICA海外協力隊の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先同僚と以下の活動を行う。
1.現在実施されている環境啓発活動の改善に向けた助言や新規アイデアの提案を行う。
2.生徒が関心を持つような教材の提案と作成を行う。
3.国立公園内ビジターセンターや配属先施設内の視聴覚教材充実に向けた協力活動を行う。
4.配属先が行う通常業務(パトロールや生態の個数調査等)の補佐を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務所内執務室、PC、事務机等一式

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
代表40歳代女性(林業)
専門職2名(男性)
パークレンジャー18名(内、3名女性)
環境教育担当職員50歳代男性
活動対象者:
任地学校関係者、国立公園訪問者等

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[汎用経験]:

 ・自然保護やエコガイドに関連する活動経験

 ・環境関連活動の経験や知識

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(17~26.2℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

原則、住居はホームステイとなります。また、国立公園内で活動する際は、配属先の監視所内宿泊施設にてパークレンジャーと共同生活することになり、食事や掃除は輪番制となる。この他、公園内では携帯電話の電波が届かない場所が多々ある。