要請番号(JL32724B15)
募集終了
5代目
・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国際協力庁
2)配属機関名(日本語)
エンマヌエル協会老人ホーム
日系社会
NGO
3)任地( リマ州カヤオ市ミ・ペルー区 ) JICA事務所の所在地( リマ市サンイシドロ区 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同協会は1981年に設立され、本部はリマ市内にある。設立当初はカヤオ市の孤児院を運営していたが、現在、日系の社会福祉事業団体として、診療所と老人ホームを運営、年間予算は22万米ドル。本要請の活動先となる老人ホームは、2001年に日系人高齢者へのサービス提供のために開設され、現在、介護部門スタッフ22名を含む職員32名が勤務している。1988年以降、同協会にはこれまで10名のJICA海外協力隊(高齢者介護、ソ-シャルワーカー、理学療法士等)が、孤児院、診療所、老人ホームに派遣されてきた実績がある他、JICA日系助成金により施設の改修や機材供与を受けている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
老人ホームには30名以上の日系高齢者がおり、その年齢層は幅広い。また、精神疾患、認知症、身体障害など様々な疾患を抱えているため24時間体制で介護を行っている。これまで派遣された隊員は、心身健康維持と機能回復を目的とした体操やマッサージ、レクリエーションを実施してきた。現在、活動中の隊員(2026年2月至)に加えて、介護福祉関連のJICA研修に参加したペルー人が「日本の介護」を普及する講習会を配属先介護スタッフを対象に実施したところ、反応が良かった。このため、配属先は意欲的に日本の介護技術導入と定着を計画しており、その計画に貢献できるJICA海外協力隊の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.介護部門スタッフに対し、日本の介護システムや技術及び知識の伝達を行うとともに、ニーズに沿った勉強会やアドバイスを行う。
2.入所者個々の状況を把握し、適切なレクリエーションの実施補助を行う。
3.配属先内にとどまらず、関心のある介護関係者に対して、日本の「KAIGO」を普及する取り組みを行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
ホーム内施設(3棟、食堂等)、各種機器(ビデオ、テレビ、CDプレーヤー等)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先現場責任者 50歳代男性(日系人)
介護部門責任者 50歳代女性(看護師)
介護部門同僚 准看護師9名、介護スタッフ6名、理学療法士2名、
入所者(60歳代~90歳代日系高齢者)約30名
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(介護福祉士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:介護知識の伝達活動があるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(砂漠気候) 気温:(13~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居は、原則配属先敷地内職員用居室を予定しています。