【配属機関概要】

3）任地（ リマ市サンルイス区 ） JICA事務所の所在地（ リマ市サンイシドロ区 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ ﾊﾞｽ で 約 1.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

配属先は、ソフトボールの普及及び競技力向上を担うスポーツ庁管轄のスポーツ組織であり、現在、職員3名、コーチ12名(内、キューバ人・ベネズエラ人7名)を擁し、年間予算は25万米ドル。代表チームの練習は、首都2か所のスポーツ施設にて、週5日行っている。当国では日系人からソフトボールの競技普及が行われてきた背景からか競技人口に日系人選手が多数を占める上に、これまで9名のJICA海外協力隊員が同連盟に派遣され、ソフトボールの普及・振興に貢献してきた実績がある。

【要請概要】

1）要請理由・背景

現在当国のソフトボールは、アグレッシブでパワー中心のアメリカ式が主流であり、世界ランキングは19位。2021年には世界で最も飛躍した国と評されるなど着実に成果が出始めている。同時に日系人選手が一定数以上いることやこれまでの隊員の地道な活動により、緻密で戦術的な日本式も関係者から高く評価されている。現在、配属先は、2027年のペルー開催の汎米大会に向けて、本要請の前任者となる隊員も女子代表チームの強化活動を行っており(2026年8月まで)、国際レベルで更なる競争力をつけたいと計画している。このため、継続的に女子代表への指導ができる隊員の要請に至った。

2）予定されている活動内容（以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます）

配属先関係者と協力して以下の活動を行う。
1.女子の15歳以下代表チームにおいて、アシスタントコーチとして、選手への指導を行う。
2.首都で開催されている女子リーグを視察して、有力な選手を発掘するほか、隊員の長所を生かした指導を行う。
3.国内外で開催される大会にコーチとして参加し、競技力向上に貢献する。
4.地方で行われている普及活動に参画し、ソフトボール人口の裾野拡大に貢献する活動を行う。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

首都野球場2か所、トレーニング器具、ソフトボール器具一式(バット、ボール、ヘルメット等)

4）配属先同僚及び活動対象者

配属先代表 40歳代女性(日系人)
コーチ12名(ヘッドコーチ:キューバ人、他7名の外国籍コーチ含む)
女子選手約50名(U15・U19)
練習:火～木(夕方)、土日(日中)

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】

・住居は原則ホームステイとする。