2025年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL32725A13)

国名
ペルー
職種コード 職種
G232 文化財保護
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/3 ・2026/1 ・2026/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

文化省

2)配属機関名(日本語)

チャビン国立博物館

3)任地( アンカシュ州ワリ郡チャビン・デ・ワンタル町 ) JICA事務所の所在地( リマ市サンイシドロ区 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 5.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

チャビン国立博物館はチャビン遺跡(1985年世界文化遺産登録)の保存への貢献およびチャビン文化に関する知識と関心を深めることを目的に、2008年に日本の一般文化無償協力により建設され、2017年に見返り資金協力により、常設展示の設置および国際研究保存修復センターの設立や機材の設置がなされた。同博物館の主管はペルー文化省。パンデミック前の来館者数は年間6万人を越えており、地域の観光資源としても重要な役割を担っている。2023年1月~6月の来館者数は1万4千人と少しずつ客足が戻ってきている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先はペルー文化省が管轄している国立の博物館である。館長を含め6人の職員が観光客の案内と地域住民を対象としたイベントを企画運営している。遺跡に係る常設展示以外にも、アートや教育、インクルージョンなど多様な企画展示を実施、観光客だけでなく地域住民の心も豊かにする役割をも担っている。館内には子どもたちを対象にワークショップが実施できる教育スペースが設置されている。前任者が教育部門で教育プログラムマニュアルを作成するなど活動していた(2024年10月末まで)。配属先は、引き続きワークショップや様々なイベントについての助言と地域住民を対象とした文化財保護に関する講座を強化したいとして後任の要請に至った。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

配属先のスタッフと共に以下の活動を行う。
1. 子どもたちを対象とした文化財保護をテーマにしたワークショップの企画と実施
2. ワークショップのマニュアル作成および改定
3. 周辺コミュニティへの遺跡保全に関する啓発活動
4. 来館者増加を目指した博物館イベント企画・実施、SNSなどを活用した広報への協力

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

パソコン、プリンター、カメラ、机、事務用品など

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
館長(30歳代女性・考古学者)
教育担当スタッフ2名(30歳代男性・ガイド、20歳代女性)
スタッフ3名

活動対象者:小中学校生徒、地域住民、国内外からの観光客など

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)教育学 備考:活動に生かせるため

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:配属先スタッフとのバランス

[参考情報]:

 ・子供含む住民対象の活動経験(なるべく)

 ・博物館勤務経験(なるべく)

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(高地地中海性気候) 気温:(3~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・住居は原則ホームステイとする。
・資格条件等欄における大学の専攻は考古学(なるべく)でも可。