要請番号(JL32725A15)


・2025/3 ・2026/1 ・2026/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
スポーツ庁
2)配属機関名(日本語)
ペルーパラリンピック委員会
3)任地( リマ市サンルイス区 ) JICA事務所の所在地( リマ市サンイシドロ区 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は当国のパラスポーツの振興及び発展を目的に設立されており、パラスポーツ選手が国内外の様々な大会へ参加することを統括する組織である。また、ボッチャ、ブラインドサッカー、ゴールボール、重量挙げ、柔道、陸上競技、水泳、射撃等の障害者スポーツの組織化、関連スポーツ連盟との連携、コーチの雇用と選手の強化も行っている。2025年度の年間予算は約77万米ドル、医療部門には理学療法士2名、医師、栄養士、心理士が配置されており、この部門の年間予算は3.3万米ドル。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先関係者は、理学療法はパラスポーツにおいて、選手が最大限のポテンシャルを発揮するとともに怪我のリスクを軽減させるために重要なファクターであると認識している。現状、2名の理学療法士が約60名のパラスポーツ選手に対して、週3回、国立スポーツセンターにて医療サービスを提供しているが、十分ではないと考えている。
今後、理学療法士の増員を視野に入れているが、実現すると、選手個々の症状に適した丁寧なアプローチが可能になることから、その計画に協力できるJICA海外協力隊の支援が求められたために本要請に至った。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
配属先関係者と協力して以下の活動を行う。
1.カルテを見ながら適切な治療計画と評価を行う。
2.選手に必要とされる手技療法や電気、温熱、凍結療法を行う。
3.選手及びコーチに対して、選手の能力が最大限に発揮されるための助言を行う。
4.義肢や車椅子の正しい使い方などのモニターを行う。
5.国内外の大会に同行すること。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
国立スポーツセンター内配属先事務所、理学療法室、栄養士用部屋。圧縮ブーツ(Total Boots製)、電気療法機材(Rehab Medic製)、超音波(Rehab Medic製)など
4)配属先同僚及び活動対象者
医師40歳代男性
理学療法士CP30歳代男性
同僚理学療法士20歳代男性
インターン生(大学生)
パラスポーツ選手約60名
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(理学療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:選手の治療を行うため
[参考情報]:
・パラスポーツの指導経験(なるべく)
・スポーツ整形の経験(なるべく)
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(砂漠気候) 気温:(10~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・住居は原則ホームステイとする。