【配属機関概要】

3）任地（ アンマン ） JICA事務所の所在地（ アンマン ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 徒歩 で 約 0.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

職業訓練公社(VTC)は職業訓練サービスの提供、雇用促進を目的に1976年に設立され、所管する国内42の訓練所(VTI)にて学生や社会人の技術向上に取り組んでいる。年間予算は約13億円。2006年～2010年、本部と3モデルVTIを対象として職業訓練マネジメント強化プロジェクトが実施された。これに関連し,青年海外協力隊(JV)及びシニア海外ボランティア(SV)が継続的に派遣され、現在、地方の訓練所でJV1名(美容師)及び首都圏の訓練所でSV1名(非破壊検査)が活動中である。サハブVTIには冷凍機器・空調修理、自動車整備、自動車電装、金属加工・溶接、料理・ホスピタリティー等の訓練コースがある。

【要請概要】

1）要請理由・背景

当国では経済発展の為の工業振興政策をとるとともに、産業分野の人材育成のため、職業訓練の拡充を、開発計画の主要目標と位置づけている。アンマン市内の産業地区内にあるサハブVTIでは、いくつかある訓練コースの中でも、特に冷凍機器・空調修理コースの拡充に力を入れている。同コースの訓練生は50名。アンマン市では空調機器の修理・設置の需要が非常に高い。しかし、同コースのインストラクターは昨今の新製品(空調)に対応する技術力を持ち合わせていない為、卒業後の訓練生が市場のニーズに対応出来ていない。
訓練生の学習意欲を高め、新製品にも対応した技術を体系的に習得できる訓練環境作りが急務とされ、今回JVが要請された。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

同VTIの冷凍機器・空調コースにおいて、インストラクターおよび訓練生に対し、以下の協力を行う。
1. インストラクターへ新製品に関する知識を紹介し技術力向上を図る
2. 労働安全・整理整頓の徹底
3. 訓練生の訓練意欲向上と学習支援
4. 可能な範囲で、訓練コースの補助教材作成

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

冷蔵庫、エアコン、実習用機械モデル、基本工具(レンチ、ラジオペンチ等)

4）配属先同僚及び活動対象者

・校長(男性、50代)
・担当インストラクター 2名(男性、30-40代)
・訓練生 50名(男性、10代後半から20代前半)
・他コースの指導員、事務員など(男女約30名)

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】